まずは月も替わって10月となり、秋どまん中という感じですね。
そんななか、今年も小国(宮古市川井)の親類から、松茸をいただきました。
なかなか立派な松茸、とりあえずは松茸ご飯で味わう予定です。
そして、週末にこれまた知人からボリメギ(ナラタケ)をいただき、まずは半分「ひっつみ汁」にしていただきました。
出汁が効いていて美味かったでぇ~す。
残りは今が旬の里芋(北上市二子地区産)二子里芋での芋の子汁としていただきたいと思ってます。
まさに秋の味覚のキノコ、きのこ祭りですね。
ご厚意に感謝、ありがとうございました。
さて、としょり切符旅(お年寄り切符)?大人の休日バスでの乗り鉄旅、二日目はJR小海線となりました。
出発地は小諸駅(長野県小諸市)、乗車した路線はJR小海線上り小淵沢駅(山梨県北杜市)行きです。
乗車した列車は向かって左、キハ110系
並列列車は先行列車で中込駅行きハイブリット車E200形(向かって右)
ちょうど高校生等の通学時間ラストの列車ということで車内は混み合っておりましたし、またまた中高年等の乗り鉄旅かな?多いと感じました。
発車して途中の佐久平駅と岩村田駅(長野県佐久市)で新幹線利用の乗客と高校生の全ては下車となり、一気に静かになりました。
(野球や駅伝、スポーツが強いという印象の佐久長聖高校がありますよね)
それでも2両編成車両の座席は中高年乗客で3分の1は埋まってました。
(;^_^A
小諸~東小諸~乙女~三岡~美里~中佐都~佐久平~岩村田~北中込~滑津~中込~太田部~龍岡城~臼田~青沼~羽黒下~海瀬~八千穂~高岩~黒流~小海~松原湖~海尻~佐久海ノ口~佐久広瀬~信濃川上~
野辺山~清里~甲斐大泉~甲斐小泉~小淵沢
小淵沢行きは、小淵沢まで32駅各駅停車、78.9㎞、標高差712m、約2時間30分の旅です。
小海線での特徴は、なんといっても日本一の高地を走る路線ということで最高標高地点は1,375mとなりますね。
愛称が「八ヶ岳高原線」とのこと。
小諸方面からですと佐久市等の都市部や田園地帯もあることから、徐々に登っていくという感覚ですが、小淵沢からの下り線では野辺山まで一気に登っていくという感じですかね。
余談ですが上の写真の駅「佐久海ノ口」で数人が下車、まずまずな集落が形成されている雰囲気も、何故こんなところで?・・・謝
駅ホームにあった別看板がチラッとみえましたが、史跡での「海の口城跡」と八ヶ岳登山のひとつのルートらしい。
海の口城は武田信玄初陣の地、苦戦を強いられていた甲斐武田軍であったが武田信玄(晴信)が少数精鋭で落城させたとあり、後に甲斐武田軍の信濃国侵攻や領国経営の拠点となったとのこと。
列車がさらに進むと山間ながらも町場を形成する駅(信濃川上)に到着。
次の駅である野辺山手前では視界が一気に開けて高原地帯に突入となりました。
高原野菜であるレタス、キャベツ畑が一面に広がっております。
他に酪農も盛んなようです。
高原地帯とはこのことを言うのか?遠野の荒川高原や寺沢高原のように起伏が目立つ高原ではなく、とにかく拓けた感が半端なく平地ぽいっ。
そしていよいよ山小屋風というか洋風なお洒落な感じの家々、建物が目立ってくると野辺山駅に到着。
八ヶ岳が右手車窓にドォ~ンと見えるとのことですが、雲がかかって拝めずでした。
野辺山駅からは、これまた中高年の男女約30人が乗り込んできて、車内は一気に混んで座席は埋まってしまいました。
このグループ、何かのツアー客で隣の清里駅で下車となりましたが、バスで野辺山に来て清里まで列車に乗車、清里駅で待っていたバスに皆さん乗って次へ移動されたようです。
日本のJR路線駅での高地ベスト10が表示されております。
1位 野辺山 1,346m・2位 清里 1,275m・3位 甲斐大泉 1.158m
4位 信濃川上 1,135m・5位 佐久広瀬 1,078m・6位 甲斐小泉 1,044m
7位 佐久海ノ口 1,039m・8位 海尻 1,035m・9位 松原湖 966m
※10位 富士見(中央本線 長野県諏訪郡富士見町) 955m
1位から9位までは小海線ですね。
ちなみに東北で標高1位は区界駅(山田線 岩手県宮古市区界)744m
区界駅が遠野なら高清水牧野(高原)とほぼ同じ標高なのに対して小海線最高標高は1,300m超で、六角牛山より約100m高い場所となりますね。
高地に普通の家々が多数あり、生活があるのには驚きです。
今回は、2時間半近く座りっぱなし、写真もそれほど撮ってなくて、ただ乗っているだけ感が強い乗り鉄となりました。
それと標高最高地点の看板だったか?標柱が野辺山~清里間にあるとのことで、それを狙ってましたが、見落としてしまった・・・大失敗・(´;ω;`)ウゥゥ
(;^ω^)
真夏なんかの乗り鉄旅なら涼しい高原地帯と相まって気持ち良いかもしれません、温泉もありそうなので何処かで途中下車して、ゆっくりしてから移動というのも良いかもしれませんね。
終点、中央本線併設の小淵沢駅に到着。