「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

奇特な出版社

2008-05-31 20:47:54 | 書籍
 6月、衣替えの季節となろうとしているのに、寒い・・・仕舞おうとしていた温風ヒーターやこたつが手放せない今日この頃、季節の挨拶文なら「初夏の候」もこれでは通じない・・・笑


北上川上流水防訓練・・・花巻市朝日橋下流



 国土交通省主催、東北規模の水防訓練が花巻市で開催され、水防団員(消防)約1千5百人が訓練に参加、遠野からも2小隊45名が参加いたしました。
 
 大規模な訓練、見応えはありましたが、とにかく寒い、鼻水タラタラ、足はガクガク・・・開催中に雨が本格的に降らなかっただけでも良かったかもしれません。



 さて、本題・・・・。

 歴史関連サイトを開設した当初に何冊かネットにて知った出版社に書籍を注文したことがあった。
 秋田市にある「無明舎」・・・。

 なかなか、興味そそられる書籍があって、実際手にしてもなかなか面白い、最初に購入した書籍の続編ともいえる書籍もさらに注文・・・・。






 その後も一冊別書籍を注文。

 
 それまでは、新刊の案内やら刊行書籍の一覧案内等のパンフレットが自宅に送られてきたことはないが、数年前、「戦国武鑑?」という東北、関東の戦国期を網羅した内容、さらに各地の武家の家紋等も厳密に調べ上げた内容とのことで、先行予約をすかさずした覚えがあります。

 出版社のサイトでも、編集状況の進捗やらサンプルページなんかも公開されて、まさに発刊を楽しみにしていたのですが、突如として刊行中止、これには多少がっかりした記憶がある。

 出版社からはお詫びのメールやらハガキが届けられ、十分にその気持ちは伝わりましたし、小さな地方出版社のこと、諸事情ということでこれも致し方なしか?

 以来、奇特にも定期に新刊案内やらパンフレットが自宅へ送られてくる。

 正直いえば秋田関連の内容が多いので、岩手に住む身にはあまり興味をそそられる内容は最近は薄い、それでもこうして送り続けてくれること、パンフレットはゴミ箱へ直行という場面も確かに多いのですが、数年に一冊買うか買わないかの相手にこうして送り続けていること、まさに奇特だと思います。
 少しだけ、実はうれしい・・・。



 遠野ぶれんど仲間でも興味をそそられる書籍も少しはあると思われます。



 詳しくは検索サイトにて「無明舎」へ・・・。


 遠野関連もありますよ。





 それともう一社・・・・幕末明治維新関連では山口県の「マツノ書店」さんもよくパンフレットを送って下さいます。

 いずれにしろ、多くは購読は出来ないが、地方出版社を少しでも応援したいと思ってます。
 
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
寒いですよね (Amy)
2008-05-31 22:46:59
こちらも、雨が雪に変わるのではと…思うくらい 寒いです。

風邪ひかないで 下さいね。
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寒い (とらねこ)
2008-06-01 07:12:13
Amyさん
寒い毎日が続いてますが、Amyさんも健康管理には十分留意してください。
遠野での流鏑馬、先週でよかったですよね・・・。
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出版社様です・・・ワタクシにとって。 (ひろゆ)
2008-06-01 11:37:11
出版社ネタというコトで参上いたしますた!(w

こういう地元で頑張っている出版社さんには、心底頭が下がる思いがします。
ウチは大手の本しか扱いませんが、そういうトコロは「利益優先主義」なんで、
コアな歴史マニアが喜ぶような本は絶対に出しませんよね。
ワタクシも神田神保町で見る中国史の本は・・・知らない出版社ばかり(w

発売中止はご勘弁なのです。
最終局面で「赤」になってしまいそうだと判断・・・という理由で、こういうコトは結構あるのです。。。
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神田 (一如)
2008-06-01 21:06:17
横レスからですんませ~ん
↑ ひ郎さまん、神田に結構、しょっちゅう、度々行ってるのすか??
うらやますぃことでござんす(ホント
次の東京は神田を狙っておりやんした(笑

で、虎猫さ~~ん
またまたぁ、オイラが食いつくとおもて、お出しになりましたのね(笑
「物」・・・
この本は、少し前から出ていたのですか?
見たことあるキガス
最近は、買っておくだけで読めないままのものが多いのですが、本は買える時に買っておかないと・・・
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出版ネタ (とらねこ)
2008-06-02 09:50:24
ひろゆさん
出版ネタということでご登場痛み入ります。
郷土史関連はやはり地元ネタということもあってその地方の出版の強みがありますね。
でも中央での大手が参入すれば、この分野も採算は別にしてもかなり話題性があるかもしれません。
といいながらもマニア的な分野でもある郷土史、脚光を浴びるということなさそうです。
こういった意味でも地方の出版社は頑張っていると思います。

次回の上京の際は、神保町で古書でも漁りたいと思ってます。
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東京ツアー (とらねこ)
2008-06-02 10:00:08
一如さん
飛びつくネタ、思惑通りでしたね・・・笑
実はまだ読んだことはありません・・・汗
小生も書籍は買える時に手に入れた方が良いと思ってます。
以前5巻セットの古書、かなりの割安で手に出来たのですが、これを渋った結果、今はその際にみた値段の2倍、五巻揃いを探し出すには難しくなっております・・・涙

みんなで東京さ行くぞ~・・・神保町界隈に皆さんで行くのも実は考えていたのです。
都内での写真画像展開催が頓挫した形でこれも夢となりそうです・・・経費の問題やら時間やら・・・ハードルは確かに高いと思いますが、ようはやる気、これだと思ったのですが、空回りばかりで反省しております・・・笑
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元気な出版社 (藤九郎)
2008-06-02 20:10:53
北東北で一番元気のある地方出版社でしょうか?
仰せの通り、最近は秋田ものばかりなのでなかなか買うことがないんですが、なかなかです。
岩手日報社も結構いい本を出してますけど無明舎の元気にはかなわないのかもしれませんね。
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なかなかのラインナップ (とらねこ)
2008-06-02 21:35:01
藤九郎さん
北奥羽では確かに元気のある出版社かと思います。
岩手も割りと出版物関連は充実してますが、これは・・・と思うのが少ないのも事実、秋田の出版社から買うまでもない、そんな書籍を期待したいですね。
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