「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

妄想大河・「遠野女大名」

2009-01-07 18:39:10 | 遠野
 大河ドラマ「天地人」がいよいよスタートした。
 今年は、戦国、豊臣、徳川の時代を生きた上杉景勝家臣である直江兼続を主人公とした内容であるが、大河ドラマの場合は戦国時代、すなわち織田信長や豊臣秀吉、徳川家康に絡み、武田信玄に上杉謙信といった定番武将が活躍した時代が人気が高いようですが、小生も前々回の武田信玄家臣の山本勘助を扱った「風林火山」がここ数年では最も印象深い。
 また、昨年の幕末を舞台とした「篤姫」も、さほど自分的には前評判は高くなかったが、結局、欠かさず最後まで観てしまい、案外面白かったが印象でもあります。

 今年の大河、「天地人」も、たいへん楽しみな大河ドラマであり、欠かさず観たい、いや、観るつもりである。






 さて、「天地人」での主人公である直江兼続、上杉家の智将といったイメージが個人的には強いのですが、戦国ファンにとっても欠かすことのできないネームバリューといった位置付けでもあると思っております。

 記憶は曖昧ながら数年前?、何かの雑誌やインターネットでの記事で、直江兼続縁の地、山形県米沢市で、直江兼続を大河ドラマへ・・・そんな運動が立ち上がったという内容を目にした記憶がありました。
 その後、米沢のみならず他の縁の地、新潟県の市町村にも波及し、運動が展開されていたという内容も記憶している。

 その結果なのだろうか?とにかく直江兼続を主人公とした大河ドラマが現実に放映されるに至っております。


 話は本題となりますが・・・・
 数年前、遠野女大名・・・すなわち遠野南部家第21代当主であった「清心尼」を扱った映画を作ろう・・・という声掛けがあった。
 結局は具体的な話へ進展せず、また関わった人数も極めて少なかったこともあったと思いますが、立ち消え?となって現在に至っております。

 しかし、映画というより大河ドラマに「清心尼公」を・・・・これらは将来大きな市民運動や地域の活性化を目指す動きとしては良い題材なのではないのか?・・・と小生は思っております。

 確かに北奥羽という土地柄、全国的にはネームバリューも乏しく、独眼竜政宗こと伊達政宗には遠く及ばない面もあると思いますが、しかし、その時代、陪家とはいえ全国に唯一、八戸、遠野に女殿様が居たこと、その実績も伝承の部分もあるとはいえ、かなり良い線行くのではないのか?・・・なんて思ったりもいたします。

なんたって放映は1年にわたり、さらにロケ等も含めれば2年にわたることで、八戸や遠野ばかりではなく、周辺の地域にもそれなりの恩恵があるのではないのか?と思います。











 遠野市松崎町光興寺 清心尼公碑



 清心尼公の簡略事績等は・・・こちら 


 知名度は全国区ではなく、また北奥羽の片田舎での内容、視聴率を考えれば一般向けかどうか?とにかくかなり苦戦を強いられる内容でもありそうですが、これらは、すばらしい脚本と俳優陣に頑張ってもらうこと(勝手な・・・笑)、そして何よりも清心尼公の生誕の地、青森県八戸市やその周辺の地域にも働きかけ、協力体制を構築して、前半は八戸での物語、後半は遠野といった具合に清心尼公の生涯を映し出す・・・さらに南部信直、利直時代の時代背景等も十分考慮いただき、陸奥南部家も大いにアピール・・・こうなると盛岡も巻き込むことになり大きな力となるのではないでしょうか?

 
 と・・・言いつつもこれは小生の妄想です・・・笑・・・こういった何かを成す、関わるといったことに大きく関わった経験もなく、空話で終わってしまうのが常ですが、近い将来、こんなアホなことをブログに書いていた奴が居たな・・・と誰か思いだしていただき、もしや実現に向けて動き出す人達がいるかもしれませんということで、妄想話を終わります。



 仮想キャストがありましたらコメント下さい・・・笑

 清心尼公・八戸直政(夫)・八戸直栄(父)・千代子姫(母)・八戸政栄(祖父)・
 南部利直(叔父)・八戸直義(娘婿)・千代(娘)・岡前宮内(重臣)

 小生は実現のあかつきには是非にエキストラとして出演したいですね。
 八戸から遠野へ国替えとなって遠野入りした八戸直義公、清心尼公を出迎える駒木村の村人として・・・笑・・・それと南部の雑兵役として・・・笑



 
実現できるといいカモ・・・笑


 
 
 
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誓い・無災害

2009-01-04 18:28:53 | ファイヤー
 新春恒例の消防出初式が開催された。
 正月第一週の日曜日開催というのが定例となっておりますが、今年は4日が第一週の日曜日となり、正月気分も抜けないといいますか、ほとんど正月の真っ最中といったところでしたが、案外穏やかな気候の中、厳かに開催されました。







 画像は式典、表彰式会場(第三会場)である市民センター大ホール



 昨年、2008年は大地震2度、大雨警報発令による警戒態勢の頻発、火災も例年では多い年でもありました。

 今年、2009年は、なるべく災害が少ない年であってほしいと願っております。
 


 500名以上の市内消防団員が参加した消防出初式、団員総数は900名を超えるのですが、これほどの組織力を誇る消防団はやはり災害活動やら防火活動には欠く事は出来ない。
 有事の際に大きな力となる消防団・・・・概要ですがその近年の発足に係る歴史を覗いてみますと・・・・。


明治16年4月  遠野町(横田村・現遠野)・遠野郷初の公設消防組が発足
明治39年    達曽部村 遠野町以外では一番早い消防組の発足
明治40年    宮守村
明治40年    綾織村
明治41年    鱒沢村
明治43年    上郷村
明治44年    小友村
大正8年     青笹村
大正10年    附馬牛村
大正12年    土淵村
大正13年    松崎村

 各町の発足時期の違いがありますが、後の方で公設消防組が発足された地域では、村民や青年層を主に消防組織が結成されていたともいわれます。

 今の消防団の前身といえます。




 おまけ

 こちらは寝正月・・・汗・・・毎度のことですが・・・笑

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正月3日の朝

2009-01-03 09:52:40 | 遠野
 帰省中の愚娘が昨夕から北上で新年会とか?
 今朝早くに一番の列車で遠野へ帰るとのメールがあり、いつもより早起きしてその帰りを待つ・・・・。
 
 早めに自宅を出て近所の正月3日、朝の景色を画像に収めました。


 早池峰山・薬師岳


 穏やかな正月三が日ですが、早池峰山がくっきり出ていた記憶はない。
 今朝もその全容はわかるものの、雲に覆われていた。



 六角牛山



 物見山



 天ヶ森




 猿ヶ石川

 上松崎橋から・・・・





 上流、下流には鴨さん達・・・。



 午後からは一大行事の準備作業、引き続き夕方からはリハーサルに準備品の再点検と夜までは帰宅できそうにない。
 お正月気分も昨夜で一応終わり・・・毎度のことながらあっという間の正月でした・・・笑



 1月3日 画像取材は午前7時30分前後でした。
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正月2日

2009-01-02 18:32:45 | 遠野
 大晦日は当直勤務でしたが、元日から4日まで休みという数年ぶりにのんびりできる正月となるはずでしたが、4日に仕事的な一大行事があって、前日の3日からその準備に出勤しなくてはならず、翌4日は本番、5日は仕事始め・・・・実質的な正月気分は本日のみということになります。

 例年は市外に初売りに出掛けたりもしますが、気分的にそんな気持ちにならず・・・家で箱根駅伝やら大家族番組をみて午前中を過ごす・・・・。
 また、市内各地の神社等数ヶ所の初詣を家族に提案するも誰も反応を示さない、折角の正月休みもその気分半減のまま燻った状態でもありました。


 お昼近くになって市内某所の初売にでも行くか?と声掛けがあり、喜んでお供することに・・・・。


 遠野バイパス





 長男の携帯電話が不良ということで、某ショップへ・・・。

 画像でもおわかりのようにパイパスを行きかう車が極端に少ない、バイパス沿いの店舗もさほど混雑はしていなかった。
 皆、市外へ出かけたのだろうか?それとも不景気で家でお正月を過ごしているのだろうか?いやっ、単に小生家族が出かけた時間帯がズレていたのか?



 
 こちらはお正月のテレビ番組にも飽きて、家族で映画でも・・・結構賑わっておりました。

 午前中は案外青空も広がり良い天気、時折小雪が舞うこともありましたが、午後になって曇り空となりました。




 景気回復が一番ですが、遠野の場合ですと医療関係の充実もそのとおりの課題でもあります。
 この春にはある程度の光明も射してくるのではとの情報もあり、なんとかその方向になっていただきたいが本音でもあります。

 それにしてもお正月を病院で過ごさなければならない方々、お気の毒といいますか、健康第一と改めまして思った次第です。
 入院されておられる皆様の一日も早いご快復をご祈念しております。


 さて、おせちもいいけどラーメンもね・・・笑
 遅い昼食はラーメン・・・いつもは一年の始まりは近所の「はやちね食堂」のラーメンとなりますが、今年は当直で食べれず・・・よって最近はまっているラーメン店へ・・・・。

 
 あっさりチャーシュー麺



 身体が温まったところで某店の初売福袋をひとつ買う・・・・。


 店頭では甘酒御振舞いコーナーが・・・少しだけお正月らしい・・・。

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迎春09

2009-01-01 10:09:55 | 遠野
 2009 新年あけまして おめでとうございます。




 今年の干支は丑(牛)・・・べごということですが、確か日本カモシカも牛の仲間であったはず・・・・笑

 本年もどうぞよろしくお願いします。





 大晦日の当直勤務を終えて自宅に戻ると一息ついて、初詣ということでひとり菩提寺である福泉寺にお参りをする。
 家族は年明けと共に元朝参りを済ませており、小生が帰宅した際はまだ夢の中といった状況・・・汗・・・。




 穏やかな元日の午前中といったところ、しかし、冷たい風が肌身にしみる。
 

 まずは氏神様へ・・・・。




 愛宕大権現(氏神様)



 戸が開け放たれるのは年に二度のみ・・・(元日・祭礼並びに宵宮)



 権現様が祀られておりますが、レプリカではありません、正真正銘、駒木神楽での権現様です。



 引き続き本堂へ





 振り返れば・・・・。



 お地蔵様のなんともいえない穏やかな表情が・・・・。
 今年はきっと大きな災害もなく何かが大きく崩れることのない年を暗示しているような・・・?・・・とにかく景気回復が一番かな・・・。



 本来はそのままお稲荷さん、そして大観音という道筋なのですが、本堂とその周辺の祠等をお参りして終わりといたしました。

 
 今年一年の小生含めまして皆様のご多幸をご祈念しております。



 夜は少しだけ正月気分・・・・。





 ネネもご満悦な顔・・・笑








 
 今年はブログ開設満5周年。
 少しだけ何かしら飛躍したいとも思いますが、まずは背伸びせずに継続を基に岩手県遠野市の風景、出来事、歴史、民俗・・・遠野に関わりあること全てにわたり、さらに自身の事も含めてご紹介できたらと考えておりますので、よろしくお付き合いのほどお願いします。
 
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
コメント (10)
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