遠野郷しし踊 青笹しし踊り保存会結成50周年記念踊り披露会が青笹地区センターで行われるとのことで、観て参りました。
正面からも一応撮りましたが広角レンズが無いので両端縦2列くらいが欠けてしまい、斜めからの写真となりました・・・(;^ω^)
まっ、顔出しNGな方もいると思うので、この方が良かったかも?です・・・笑
昭和40年(1965)12月、青笹町内の糠前、中下、中沢のしし踊り3団体が合併して青笹しし踊り保存会が発足、今年で50年という節目ということです。
同地域とはいえ、微妙に異なる踊りや調子の3団体のしし踊りを統合してひとつにまとめるは大変な苦労があったと思いますが、昭和49年には岩手県指定無形民俗文化財に認定されるや、遠野郷しし踊を代表する存在となり、小気味良いテンポの中に重厚な動きも調和して、遠野郷しし踊りの中でもひと際は目立つ団体でもあります。
太刀ふり・・・(青笹や上郷では刀かけ)も躍動的
午前10時から披露会ということですが、9時30分頃に地区センターに着くと、笛太鼓の音、しかも多くの町民、関係者の姿も・・・
遅れたかな?
どうやらリハーサルのようです・・・安心
同級生の大夫の皆さんも相変わらず頑張っている様子
約1時間、演目のご披露
目玉演目は数十年ぶりに取り組んだという「女じしぐるい」
1匹の雌じしをめぐり雄じし2頭が争う
太鼓系での女鹿隠し同様、最後は皆仲良くなるというストーリー
笑
実は青笹の看板演目といえば「柱かがり」となりますが、遠野ブログ郷土芸能民俗班長さんの笛吹さんが「毎回柱かがりではなく別な演目を見せろ」と青笹しし踊保存会の同級生や知り合いに訴えていたのもひとつの原因か?
いずれ「柱かがり」に「女じしぐるい」と看板演目も安定して青笹しし踊も、さらに遠野郷のトップとして格が付いたという印象も・・・
伝承そして後継者も不安なく育っている印象も・・・
このとおり・・・笑
保存会結成50周年、おめでとうございます。
2015年11/1(日)