旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

10年に一度

2014年10月18日 14時39分51秒 | 北海道ガーデン巡り

10月14日に一泊二日で母を連れて層雲峡へ行ってきました。
前日には次女が、当日は弟も合流し層雲峡の紅葉と温泉と楽しんできました。

今年は北海道は10年に一度の素晴らしい紅葉が見られる年だそうで、当地のテレビ番組でも数多く紹介されておりました。
出かけてみると、まさに偽らざる素晴らしい景色に出会えました。

10月半ばでは、大雪山の山々の頂には雪が積もっており、紅葉を十分味わうには少し遅いのですが、おかげで紅葉と雪をいっぺんに楽しめるという、稀な体験ができました。

 

崖&紅葉が層雲峡の魅力です。

 

 

層雲峡には大雪山系の一つである黒岳があります。
ロープウェイで登っていくと、次第に色付いた葉の木々が無くなり、

五合目はすでに雪に覆われていました。


7合目へはリフトに乗っていきます。
これがなかなかに寒い
木々が白く覆われた7合目は、まさに冬の景色


リフトを降りて、大雪の山々を眺める次女の様子から、寒さが伝わるでしょうか
しかし、お日様に当たっているとポカポカしてくるんですよ。

 

大雪山は「カムイミンタラ」(アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」)と呼ばれています。
初夏には高山植物であふれ、晩夏から秋にかけて壮大なスケールで紅葉と雪山が見渡せて、カムイたちもさぞ楽しいのではないかしら
この日は良く晴れて、阿寒の山々まで見渡すことが出来ました

 

層雲峡には何度か来ていますが、こうした時期は初めてで、しかも北海道は里山も紅葉しており、山に囲まれた高速道路はまさに紅葉道路となって、ドライバーをも楽しませてくれます。
母も、いつにもまして景色の素晴らしさに喜んでおりました
北海道人でも、なかなか秋と冬のハッキリした境界線を見る機会は多くないのかもしれません。


8月末より麓から紅葉が始まるそうなので、時期をずらしてまた訪れたいです。

 

続く

 

 


層雲峡で雪を見る

2014年10月14日 17時42分58秒 | 帰省~オロロンガーデン

8日に北海道に帰省しましたが・・・ネット環境が整わず、ブログのアップができませんでした。

今は層雲峡のホテルに来て、やっとネットがつながりました。

この度の旅の報告は、帰宅後になりそうです。

層雲峡はすでに冬が始まっておりました。

明日は雪を見に山へ登ります。

 

 

 

明日は台風一過の秋晴れの予報。

帰宅後の報告をお楽しみに!

 

 

 


台風一過

2014年10月06日 15時45分13秒 | 庭作り(2014April~)

夜中に降り出した雨が、7時ごろから一層強くなり、恐ろしいぐらい降って、当市では一部河川の増水により避難勧告の出た地域もありました。
11時ごろに急に晴れて来て安堵しましたが、それでも電車等はお昼過ぎまで運休でした。
台風は今、東北地方で猛威を振るっているのでしょうか。
被害の大きくならないことを祈るのみです。

風で飛ばされやしないかと心配していた蔓バラの新梢が折れずに済み、ホッとしています。
台風一過の青空が、何事も無かったかのようです

 

コスモスも背の低いタイプは花も傷まず、よく咲いています。

 

台風19号の予報が出て、今週末は再び大荒れになるのかしら?

心配ではありますが、今秋も明後日に北海道に帰省します。
ジャガイモ掘りの手伝いと、母の冬支度の買い物と、秋のお墓参りが主な目的ですが、一泊温泉旅行にも行く予定。

大雪山などはすっかり雪に覆われたようですが、里はまだまだ紅葉が楽しめるみたい
それでも今年は冬が早そうな北海道。
ムートンブーツで行こうか行くまいか、迷っております


そんな訳で、ブログの更新が途絶えがちになると思いますが、よろしくお付き合いください。

 

では、行ってきま~す

 

 

 

 

 


自然は来春の準備

2014年10月04日 10時24分18秒 | 庭作り(2014April~)

ドンヨリ曇っている湘南地方。
朝から「フレーフレー赤組」などと声援が聞こえます。
運動会のシーズンですね。


台風の影響で明日から雨らしいので、昨日は来春に向けてヘレボルスのお手入れをしました。
紫陽花によって直射日光から守られていたヘレボルス(上の二株)は夏を越しても緑の葉をたたえて元気
しかし、土が乾燥して陽も当たる場所のヘレボルス(下の真ん中)は葉がすっかり傷んで根も縮こまっておりました
どちらにも株もとにバーク堆肥と燻炭と有機肥料を梳き込みました。
同じ植物でも育つ環境と性質で育ち方が大きく変わりますね。


ヘレボルスを陽射しから守っていた紫陽花「エンドレスサマー」は来春のために剪定しました。
四季咲き紫陽花なので、剪定時期に気を遣わなくても良いのが楽ちん
すっかり秋色になった花は残しました。
ドライになるまでこのままの予定。


夏の暑さで葉をすべて失いすっかり諦めていたヘレボルスの株も、季節を感じて新芽が出て小さな葉を展開しはじめました
黄緑色の艶々した葉を見ると嬉しくなります
旧庭で一番古くから育てていた株の子孫。
最強に丈夫な品種なのでしょう。


夏は縮こまっていたプリムラたちも新葉を展開し始めました。
白い八重咲きのプリムラは他の色より丈夫なよう。
宿根草たちはこうして、着々と春の準備を始めています。

 

初夏に種まきしたナスタチウムが、やっと一輪花を咲かせました。
陽当たりと乾燥した土が好きだというのが定説ですが、それは本当なのでしょうか
夏の暑さは嫌いで、涼しくならないと咲きませんし、この度も陽の当たらない場所から咲いてきました。
陽当たりが良くても夜温が高い場所は大嫌いなのでは。





ヒマワリの一番花が終わりかけ、脇芽から小さな花が沢山咲いてきました。
小さなヒマワリは愛らしいです

 

また台風が迫ってきています。
今日はこれから庭の台風対策をしなければ
ヒマワリも大きな花は切ってしまおうかな。