卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

三千石浴場 (廃業)

2009-03-28 22:03:13 | 温泉(北津軽郡)
アラバキロックフェスのチケット二日通し券(14000円)と駐車場二日通し券(5000円)購入した。
あとはETC設置するのみだけど、ご覧の状況でどこの店にもありません・・・。4月25日までに取り付け出来るべか?
予算が無いから是非ともETC増産早くしてくれ!果たしてどうなる事やら・・・。ま、どうでもいい話。

今日は農作業してたけど、まだまだ春は遠く、雪が結構降ってて寒かった。なので温まるために温泉へ。

今日は三千石浴場へ向かった。
過去に何回か行ったけど探せなかった。それもそのはず、建物の見た目は全く持って温泉っぽくない。しかも夜はまともな照明さえなく、営業してるのかすら定かではない状態である。
今日はなんとか探り当てる事が出来た。

こちらの三千石浴場はもともと銭湯だった。温泉ではなかった為、三千石「温泉」ではなく、「浴場」と名乗っていたのだろう。
原油高騰により、お湯を沸かす費用が莫大に掛かる為、思い切って温泉を掘ったところ、なんとか掘り当てる事が出来たそうだ。

温泉に代わったのはつい近年なので、意外と知れ渡ってないらしく、客足もそんなにないとの事である。
実際今日は浴場貸切状態であった。

元銭湯らしく、玄関から男女別で、番頭スタイル。籐の籠も味わい深い。
礼儀正しい奥様が番台でお出迎え。

浴場は深め浴槽と普通浴槽。壁には大きな絵が描かれている。合浦公園の桜まつりがテーマらしい。
カランは16ヶ所。シャワーが付いているが故障している。

お湯は薄緑色。板柳の温泉らしく、油臭が強い。甘い塩味。シュワシュワの泡が纏わり付き、ツルツル感がすごい。

奥に3人サイズの深め浴槽があり43度ほど。ジェットバスが作動しており、そこが湯口となっている。
お湯はオーバーフローして隣の浴槽へ。こちらも43度くらいと変わらない。4人ほどのサイズ。

湯量がかなり多く、ドカドカ掛け流し。一人切りには勿体無いほどの湯量がただただ浴槽から溢れるばかりだ。
これはトド寝したら最高だろう。今日は閉店間際に行ってしまったので無理だったが、次回は試したい。多分客もそんなにいないだろうし・・・。

何といってもお湯が素晴らしい。強烈な特徴で大量掛け流し。温泉好きにはたまらんではないか。
ちょっと建物が古めかしいが、そんなの気にならないくらい最高の温泉が密かにあったのだ。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・42度(源泉掛け流し)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・400円
備品・なし

住所・板柳町三千石字木賊43-1
時間・14:00~20:00
定休日・第1・3月曜日