Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

寒い日曜日

2013-04-21 21:58:47 | 日記・エッセイ・コラム
雨というと梅雨の定番のような気がしますが、春雨の今日、とても寒い日となりました。雪の降った地方もあるとか、流石にこちらは雨だけですみましたが寒かったですね。
遅咲きの桜だけが残っている感じですが、今日勤務に行く途中で鳥の鳴き声を聞きました。美しい鳴き声で、聞いた声の先にほーほけきょと続きそうな気がしました。そうすると鶯でしょうか?よい気分になる声でした。
勤務形態も変わって、いろんな仕事をしています。実を言うと、全然慣れません。覚えるとまたすぐに忘れてしまうというような、年のせいもあるし、仕事が複雑なせいもあるし、結構大変です。繰り返しでしょうか。
勤務後、夕飯の材料を買って帰ってきました。
プルプルプル…
せっせと夕飯の支度をしていると、何でも美味しい美味しいといって食べてくれた父の顔が浮かびます。
ちょっとしんみり、雨のせいと寒いせいでしょうか
ふと考えた事、父にプレゼントを贈ると、父は必ずお金や何かで返してきました。時には言葉で「こんなものいらなかったのに」と仏頂面をされたこともありました。
そのたびに私はむっとしたものです結構腹を立て憤慨!人の行為を無にしてと息巻いたものです。
でも、今になって思うと、父は祖父母や兄弟姉妹で残った最後の1人となりました。
若い頃に兄や妹を亡くし、してもらった事やした事をしみじみと悲しく思い出したことでしょう、その人達が亡くなった後に、残された者が味わう追憶をよく知っていた人というべきかもしれません。
残った人のことを考えて、仏頂面や憎まれ口を叩いていたのかもしれません。
しみじみとしたよい思い出にすると、残されたものの回顧がより辛く耐え難いものになると経験上知っていたのでしょう。
うがち過ぎかも知れません、子馬鹿というものでしょうか
時に神経を逆撫でされるような言動もあったのですが、人間よい面もあれば悪い面もある、一面だけ見て人は判断できないといいますから、父もそう、良い思いでと共にいろいろな面を思い出して、…
ちょっとズルイと思います。
亡くなった後は良い思いでしか思い出せないのですから、亡くなったもの勝ちというものです。馬鹿馬鹿しい
何故私が涙ぐまなければいけないのでしょう