そこで、私も一計を案じるのでした。
「若し書くとして、私以外に誰もそれを書く事が出来る人がいないのかしら?」
私はBさんに問い掛けます。
書く約束は思い出したけ゚ど、他にも色々思い出して、
当時確か、私以外にも何人かにこの話をしたと言っていたのよ。
その人達の中に私より意見の通る人が居るんじゃないのかしら。
私でさえ覚えているんだから、私より優秀で書く事が出来る人がいると思うけど。
その人に書いて貰った方が世間には通るんじゃないかしら。そう話してみたのでした。
Bさんは、私には分からないけど、Junさんに書いて欲しいと言うのだからJunさんが書いたら。
と言うのですが、如何もそれは私には承服できないのでした。
「書いた方がいいと思う?」
幼馴染のBさんにこう問い掛けながら、全く書く気にならない私は当時の事を色々思い出していました。
自身が如何したらよいか、記憶と共に自分に限ら無い見知らぬ他者、または彼等を想定して彼是と考えてみるのでした。
「向こうの高校にも当時の同じ園の同級生は何人かいるし…」
そうでなくても、その後知り合った同級生に彼が何も話していないとは思えないのでした。
何故、私に固執する必要があるのでしょう?
当時の私にはその事が全然分からないのでした。
私にすればもう既に過ぎ去ってしまった遠い過去の話でしかなかったのです。
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