■奥の細道の旅 (着信 9月21日)
○現在地 室の八島に到着しました。おめでとうございます。
○次の目的地 日光 ○次の目的地までの距離 29.9km
○次の目的地までの歩数 日光まであと29.9km40,178歩で達成です。
アプリが当地(室の八島)で紹介している句は、
いとゆうに結びつきたるけふりかな
ですが、この句は「おくのほそ道」本文にはなく曽良の「俳諧書留」にある、とか。
芭蕉の旅は歌枕を訪ねる旅でもあり、「おくのおそ道」の最初の歌枕であった
「室の八島」は古くは池から立ちのぼる水蒸気が煙のようにみえることから、ここ
での古歌は「煙」を詠みこんでいます。
それに倣って詠んだもので、「陽炎(いとゆう・糸遊は陽炎のこと)に室の八島
の清水の煙(水蒸気)が融けあいひとつになっている」 という意味です。 ただ芭
蕉の訪れより四年前の貝原益軒の記したものに 「村の者が、今は水がないから
烟(けむり)もない、と言っている」 とありますので、芭蕉の当時も 「名のみなりけ
り、跡なき」(曽良「備忘録」)でした。
なお、室の八島の所在とされている大神神社(おおみわじんじゃ)は
googleマップで次の住所です、栃木県栃木市惣社町477大神神社。
神社らしい雰囲気が伺えます。