■奥の細道の旅
○現在地
千住に到着しました。おめでとうございます。
次の目的地目指してがんばりましょう。
○次の目的地
春日部
○次の目的地までの距離
26.5km
○次の目的地までの歩数
春日部まであと26.5km35,922歩で達成です。
深川→千住 15kmの旅は船旅というのも大げさですが、
「むつまじきかぎり宵よりつどひて、舟に乗て送る。千じゆと云う所にて船を
あがれば」 という具合で何人ぐらいが一緒に乗り込んできたのか、そのなか
にご婦人がいたのか、分かりませんが……。
当時?の千住大橋の光景が 『江戸名所絵図』 で見られます。
http://homepage3.nifty.com/onihei-zue/547sakuhin.htm
図で橋を渡った左側に船着場が見えますが、そこが芭蕉たちが下りた所
なんでしょう。 といっても図会は芭蕉の旅から150年位あとの光景ですの
で橋もなかったでしょうし、かなり違ったものだったでしょう。
現在(とはいえ2000年頃)の深川や千住の有り様は、
http://homepage3.nifty.com/drnobu1/newpage14.html で。
さて船を上がれば、「前途三千里の思ひ胸にふさがりて、幻の巷に離別の
涙をそそぐ。
行く春や鳥啼き魚の目は泪
これを矢立の初めとして、行く道なほ進まず」
こうやって、PC世界で「おくのほそ道」をたどりはじめると、実際の場所に
立ってみたくなります。 深川界隈や千住の矢立の句碑などを見ておくのも
「前途三千里」 の思いをいくらかでもくみとることに役立つでしょう。