飼猫が 「あまちゃん」 に強い関心を示し音楽がはじまるとTVの前に陣取
り、じーと見ていてある場面に来ると跳びつくという動画を見たのです、その
水準の話です。 どういう場面か、多分岩の上から海鳥が二羽飛び立つところ
だったでしょう。
そこで、NHK朝いちの「いのっち」の話になります。 例の「あまちゃん感想」
に 「いのっちがタイトルバックの夫婦岩から2羽の鳥が飛び立つところ、最初
の1羽が飛んですぐそれにもう1羽が続いて、というところも、アキとユイ、春
子と鈴鹿のそれぞれの二人を暗示しているかに見えた」 と話したことを紹介
していました。 これはなかなかすごいことだなー、というのが投稿者の感想
です。
それはそれとして、この間ずーと気になっていたのは、kaeruの目が捉えた
その先の一瞬です。 二羽の鳥を映したレンズの目は、岩の裏側を捉え瞬間
鳥影を映しますが、何分の1秒で赤い鳥居に変わってしまいます。 それが鳥
であるかないか、それが問題なのです。 岩の一部かも知れないからです。
どうでもいいことかもしれませんが、鳥だとなると3羽のうち取り残された1羽
だということになり、いのっちのいう暗示の中身が変わってくるわけで、この水準
の 「あまちゃんオタク」 になると鳥か岩は、ハッキリさせて!となります。
GoogleMapで見てみれば、(岩手県久慈市小袖海岸)そびえたつ岩の見え
る範囲にはそれらしき岩の突出はありません、となるとそこには3羽の鳥、寄り
そう2羽とすこし身を引いた1羽がいた、となります。
「ユイと種市にアキ」 とか 「鈴鹿と荒巻に春子」 または「春子と秋に宗正」 も、
人間関係のなかで三角形の一点が外れることによって2点になり、その2点が
一体に収斂されるという定型のひとつの象徴だったりするのかな?