■奥の細道の旅
○現在地
春日部に到着しました。おめでとうございます。
次の目的地目指してがんばりましょう。
○次の目的地 室の八島
○次の目的地までの距離 68.9km
○次の目的地までの歩数 91,516歩
これは三日前・12日に受けた報告です。 今日のところでは、「あと39.4km
あと52,453歩で達成です」 とのことです。 昨日までで29.5km ・39,063歩
歩いたわけです。
春日部の当時の地名が粕壁で、現在の春日部市の中心部にその地名の町が
あるそうで、 粕壁宿の名を残しているのでしょう。
『おくのおそ道』本文では千住をあとにして草加に泊まったように書かれています
が、同行した曽良の日記には「廿七日 夜カスカベニ泊ル。江戸ヨリ九里余。」と
記していますので、これは芭蕉の記憶違いでしょう、という説明になっています。
(井本農一『奥の細道をたどる』)
この井本さんの本に 「春日部市を自動車で通り抜ける。この地方ではちょっと大
きな街で、市街には商店街もいちおう整っている。人口三万余だという」とあります。
著者がこの旅行記を雑誌「俳句」に掲載したのは昭和30年1月号からだということ
で、そのころの3万が現在23万を大きく超えています。