■奥の細道の旅 (着信 9月26日)
○現在地
日光に到着しました。おめでとうございます。
○次の目的地 黒羽
○次の目的地までの距離 42.9km
○次の目的地までの歩数 あと57,504歩で達成です。
芭蕉の旅は(象潟までは)北へ向かう旅・北上、本州縦断は北から南へと南下。
「北下」とか「南上」という表現はない、のかな?
北が上で、南が下というのは北海道から本州、九州・沖縄とつながる日本全図
が頭にあっての感覚で、そういう図が描けない時代に北上という認識は自然の変
化に応じていたのでしょう。
季節の変化、台風の動きなど西から東が大きくみれば、南から北へと認識されて
いったのでしょうか。 さらに溯って「日本人の移動」が、南の島々からの人々と中国
大陸・朝鮮半島からとか、シベリア方面からなど入って来た人々などの大きな流れ
を鳥瞰した場合、「北上と南下」の二つにみることができるのでしょう。
というわけで、「kaeruのおくのほそ道」も一度に二つの相反する方向を目指し、進
んでいる訳で、そのおかげで同じ日に家康の生まれた土地(岡崎市)と祀られた所
(日光)を訪れるというスーパーマン的離れ業をお見せできました。