「川柳」で検索していましたら「横の詩」という言葉に出会いました。
「川柳は横の詩」だという意味なのですが、さて?
横文字ではないのは当然として、横書きでもないでしょう。
こう書かれています。
なるほど、了解! です。
この解説文はこちらから借りました。
http://www.doctor-senryu.com/04_kyousitu/hitokuti-mokuzi.html
「てんがらもんラジオ」220回は紅雀さんの「川柳の時間」でした。
( 番組は http://www.ustream.tv/recorded/88060618 で)
その特選になった「のびた」 さんの一句、
じめじめと 都知事の釈明 いつ晴れる は 紅雀さんの手が入って
都知事の釈明ジメジメジメといつ晴れる
に進化しました。まさにみんなが言いたいことを「よく言ってくれた」という気持ちになります。「横の詩」ということがうなずける句です。
こういう句を読むと川柳は「弱者の連帯」であり権力に対する「横槍」でもあります。ことわざとしての横槍は邪魔をするという意味ですが、正面対決とは別の角度から攻撃をかけるという本来の意味での横槍です。
川柳を楽しむ人が増えれば増えるほど「横槍」が増えそうです。