「カクサン部」で共産党候補者のカードを一人ひとり捲ってみました。その人にその人生を感じ、ひとり一人に「物語」がありました。
北海道のこの人この写真に感じるものがありました。
赤ん坊を胸に抱いた写真に、最初おや? と感じて、読みましたら
【昨年の夏、父親になりました。緊急手術で生まれた子どもの体重は658㌘。3カ月以上、NCU(新生児集中治療室)で見守るなかで、「生きていることは当たり前ではない」と息子から教わりました。】
と書かれています。
明日は私の戸籍上の誕生日です、79年間という生存時間ですが本当はそれに22日間が加わります。79年前1500㌘で産み出された私という新生児は生き長らえることは困難だったのでしょう、多分助からないだろうという思いのなか親も産院も手を尽くす日々だったと思います。20日余間生き抜きもう大丈夫と7月に入ってから6月23日誕生として私の生命はこの社会の一員になりました。
生きぬく力はその個体にのみ備わっています、しかしその力を力として発揮させるために技術が設備が、個体に注がれる愛情が欠かせません。どんなに生命力が旺盛でもそれを支える環境無しに成長はないのです。社会とはその環境条件のことをいい、政治とはそういう環境条件づくりへの意識的な努力と様々な障害を取り除く言動だと思います。
その障害の最大のものが戦争です。森さんの胸の赤ちゃんの口元の「9」は、日本国憲法第9条として日本から世界に発信している「ひとつの命も戦場に送らせない」の力だと見えます。