kaeruのつぶやき

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「内なる我が身」

2016-06-01 21:32:03 | 健康・からだ

   夜明け前の夢は正夢とか、ならばこれは何夢?

  その夢を見て覚めて時刻を見たら午前3時をわずかにまわった時刻でした。夜の終わりの午前三時との歌の文句でいけば、これは夜明け前なのか否なのか。それに夢の中味から言って死が近いのか、生き返るのが本当なのか、それが問題なのです。

  なにやら口のなかに丸い柔らかいものが入り込んでいて、それを飲み込むと死ぬのです。現実の世界なら吐き出せばいいのですが、そこは夢の話ですので、気をつけなければという感じでした。

   そして、これも実感として残っているのですが、スーッと喉の奥へ落ちていきます、しまった!死んでしまうのだ、瞬間具体的なことではないのですが「やり残した!」という思いながら落ちていく感じです。このまま意識がなくなっていくのか、そんな気持ちがよぎりました。ところが「あれ?死なないな」と、布団のなかで……。

   すっかり「生き返って」、これには裏があると気付きます。

   まず今日が実際に生まれた日、超未熟児であった我が命は79年前、こんな風に生死の界にいたのでしょう。それに加えて昨日俳句の主宰からメールで開腹手術を無事終え順調に過ごしているとの知らせがあったこと。返信に自分の十余年前の手術のことを書いていたのです。特にその手術がはじめの局所麻酔が効かず、全身麻酔に切り替えられたのですが、その時の記憶が蘇ってきたのです。

   麻酔で意識がなくなっていく感じと、無意識のなかから戻る感じをこの夢が再現していたのです。特に意識が戻ってくる感覚は、深く暗い井戸の底から硬く小さい光が大きくなりつつ柔らかなものになってあがってくる、そんな風に感じていました。そんな実際の感じが夢のなかではもっと短時間に印象されたのでしょう。

   それにしても男性の平均寿命80余歳に1年となったわけですから、この夢は「内なる我が身」のシグナルとして受け止めましょう。