今日は仕事の関係で、「一般社団法人 日本社会連帯機構」の総会に参
加してきました。この団体については下のURLを参考に、今日の総会につい
ても触れています。
(下記URLをドラッグし右クリックしてみて下さい、該当ページに移動できます)
http://ja-jp.facebook.com/shakairentai
昨年の3・11以降「絆」という言葉が多くつかわれ、私の今年の年賀状も「絆」
でした。 社会連帯とはこの「絆」を意味しているのでしょうが、本来の絆とは馬な
どを立木につなげる綱のことをいうそうで、社会連帯というのが正確でしょう。
そして21世紀の現代日本、とくに「3・11」以降の日本社会において「社会連
帯」の根底に「労働の価値」への合意があると思います。
6日に「つぶやいた」ことですが、重症心身障害者がかなり長く生存し得る条件
に、なにより親族の大きな負担があります、併せて社会的連帯無しにそれは不
可能なことです。 そして、「負担」とか「連帯」とかはすべて直接間接の別はあり
ますが、「労働の価値」ではないでしょうか。 私的な労働=賃金等、社会的な労
働=税金などの「労働の価値」を労働に携え得ない幼児・子ども、病者、障害者、
高齢者などの生存を保障するため、どう分配するかが政治の課題である筈です。
人間の社会的発展とは、棄老をしなくても済む社会、赤ん坊を間引きしなくても
済む社会、病人への手当てに心痛めずに済む社会、そんな社会にしたい、そう
いう社会にするため自分の労働を役立てようという本質を持ってきたと思います。
あらためて身近なところから地域の課題から、活動を組み立てていきたいと思い
ました。
会場近くがkaeru青年が政治と恋に目覚めた街でもあり、この街で踏み出した
一歩の方向は間違っていなかったと、少し歩き回りながら確信を深めてきた一日
でした。