○現在地 新潟
元禄二年(1869)七月三日(8/17)、新潟を発ち出雲崎の手前、弥彦に泊まります。
新潟弥彦間九里二十六丁(約40km)、旅籠屋に着いて一休み後弥彦神社を参拝。
翌日、西生寺弘智堂の即身仏を訪ねます。貞治(じょうじ)二年(1363)に入寂した
弘智法印のミイラで、芭蕉より六年前にここを訪れた俳人大淀三千風は、生爪は
まだしなやかだったと記している。(金森敦子著『芭蕉「おくのほそ道」の旅』)
入寂(にゅうじゃく)とは、徳の高い僧侶が死ぬこと。
即身仏とは、修業者が瞑想を続けて絶命し、そのままミイラになること。
「弘智法印」で検索して見てください。
出雲崎に向かう行程に寺泊があり、ここからは順徳院、日蓮が佐渡に流されるとき出港しています。義経は直江津からまわりここに上陸しています。古くからの港でした。
○次の目的地
出雲崎(この地で、「荒海や 」の句を詠むのです。)
○次の目的地までの距離
14.8km
○次の目的地までの歩数
出雲崎まであと14.8km20,091歩で達成です。
タブレットに地図が組込めません、省略します。
昨日の小林節さんに続いて瀬戸内寂聴さんのビデオメッセージです。
【私は「赤旗」もずっととってますけど、共産党の好きなのはね、ぶれない。ずっとぶれてないのは共産党だけです。言うこともね、いつも、まあ頑固ですけれどね(笑い)、だからその点、もう非常に信頼できますよね。
私はね93年生きてきたでしょ。もう93(歳)なんですよ、満で。93年生きてきたなかで、意識がありだしてからでも、いちばん悪い時代じゃないですか、いまが。そう思いますね。もうほんとに悪いです、いまの安倍さんのやり方は。どうかしてるんじゃない? 人の言うこと聞かないですもんね。何か憑(つ)いてるんじゃないかと。(笑い)
あの人はね、質問に答えてないの、ひとっつも。自分の言いたいことを言って、質問に対してまったく答えないのね。共産党だけですよ、そこを突っ込んで、怒ってね、もっと答えてくれって、渡りあえるのは。
沖縄のことなんか見てても、いまのわれわれのところ見てても、民意、民の意、意識をくみとること、それがいい政治ですよね。少なくとも民意に従ってやることがいい政治でしょ。まったく民意を無視してますね、いまね。聞くことをしてない、勝手に言っとけっていう感じでしょ。
※ ※
でもいま共産党、ずんずん、とても勢いがいいじゃないですか。私、ずっと共産党に入れてるんですがね、いくら入れてもちっとも増えないし、「おたくちっとも増えないじゃないの」って怒ってたのね(笑い)。そしたら最近、どんどん増えてきてね。なんかあの、入れ甲斐がありますよね。
93になった共産党さん。私も同じ年に生まれて93なんですよ。ですから非常に親しく思っております。いまの非常に悪い政治の時代に、共産党がちっともぶれないで頑張ってくれること、非常にありがたく頼もしく思っております。私も病気をしましたけれども、これから生きてる限り、みんなが幸せになるように努力していきたいと思います。一緒に頑張りましょう。どうもおめでとうございます。】
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人生の大先輩、93歳からのメッセージでした。
次は昨日紹介しました「制服向上委員会」のメンバー10代からのコメントです。
木梨夏菜(かな)さん(16)は、【(平和の問題では)共産党のみなさんと同じことを考えていると感じました。最近は(戦争法案推進派など)反対側の意見も聞くようにしているんですが、やっぱり『戦争はイヤだ』ということが一番はっきりしました。戦争法案を廃案にして、日本を平和のリーダーにしたい】
斎藤優里彩(ゆりあ)さん(18)は、【学校の授業よりも長かったけど、比べものにならないくらい勉強になった。これからは、より感情を乗せて歌うことができそうです。】
この広島カーブ黒田投手のまなざし、下の右側は広島・会沢が144キロをとらえソロ本塁打を放つ目。全セを連勝に導いたのは地元の声援に応えたカーブの選手でした。
記事のなかの「地元の声援に応えた選手」を紹介します。
【地元の熱い声援に広島の選手が応えた。
先制点をあげたのは、初出場の会沢だ。三回、ディクソン(オリックス)の144キロをとらえると高々と舞い上がった白球は、左中間席にすい込まれた。「初出場なので多くのファンを魅了したい」と語っていた決意を実践した。
新井も打って走った。五回には二塁打を放ち1打点をあげると、梶谷(DeNA)の中前打で追加点のホームを踏んだ。プレー中はずっと笑顔で、球宴を十分楽しんでいる様子だ。
今季、阪神から広島に復帰し、ファン投票で選出された新井。「多くの声援をもらい、やさしさにふれた」と満足げだった。】
もう一つの記事「土砂災害被災の少年たちが応援」
【昨年8月に土砂災害に見舞われた広島市安佐北区、安佐南区内の少年野球の選手、関係者200人が12球団とNPB、球宴スポンサーから招待されて観戦した。
可部南小チームの垣内孝正監督(71)によると、練習グランドは各地で崩れた土砂の堆積場となり、今年4月まで使用できなかったという。小学6年生の蔵原隆之介君(11)は「感謝して応援したい」と話した。現在、広島市内で生活している東日本大震災被災者500人も招待された。】
昨日、日本共産党創立93周年記念講演会がありました。志位委員長の講演は視聴していませんので、二人のビデオメッセージを紹介します。タイトルを「日本共産党を知る」にしたのはお二人のメッセージの内容が、日本共産党を知ってもらううえで大変分かりやすいと思ったからです。kaeruがつぶやいているよりぐーと分かりました、と思っていただければタイトルをこうしたかいがあるのです、お読み下さい。
まず、写真右側の小林節さんのメッセージから、
【自民党がどうかしてしまっていると思います。われわれは日本の国会だと思っていたのですが、なにかアメリカの属国になろうとしているような感じがしてとてもびっくりしています。
やはり政治は、国民との最高の約束、憲法を守るのが大前提ですよね。だけど権力者がその意識を捨ててしまったとき、憲法はただの紙切れになるんですね。だからこそ国民が、そして、健全野党がきちんとそれを指摘して戻さなければいけない。まさに憲法の危機ですよ。
つまり、9条がある以上、わが国は海外に軍隊を出せないはずなんです。ところがそれを、まったく無視して、必要、必要、必要といつて、必要ならば国際情勢が変わったから必要だと、まったく無制限に海外に軍隊を出せる論理を、自民党はいま立てていますよね。
最近の憲法論議を見ていて、いちばん頼りになるのは共産党だと思います。
とくに安保法制の特別委員会では、志位委員長の質問がもう抜群、光ってます。つまり、きちんと調査ができていること。それから論理的に詰められていること。そして相手が逃げてもこっちがぶれないから、論点がクリアになって、主要なものはぜんぶ見ましたけども、志位委員長の質疑がいちばん、国民教育的にいいと思います。
※ ※
僕は全然、共産党に抵抗ないもん。だっていま、憲法擁護とか国民というレベルで考えたら、共産党がいちばん頼りになります。ぶれないもん。僕もぶれないけど、共産党もぶれないじゃないですか。
なんていうかな、「見てみよう、共産党」ですよ。「触(さわ)ってみよう、共産党」
私は頑強ですからなんでも触ってみるんですけどね。もう触ってみてね、危なくないと体験していますから。みなさん、共産党に触れてみたらいいと。共産党に触れてみたらいいとおもいます。
私も普通の日本人ですから、共産党の悪口を聞いて育ちましたし、おとなになるときにアメリカで職業人としての訓練を受けましたから。そういう経験にてらせば、よくこの日本で共産党が93年も(笑い)続いたなと、ほんとに尊敬申し上げます。
いま共産党、頑固な共産党があってくれるおかげで、私などは憲法擁護のたたかいがとてもとてもやりやすい。ですから93年、ほんとに深ーい思いをこめて、おめでとうございます、と言わせていただきます。】
上の写真は講演会会場内ですが、アイドルグループ「制服向上委員会」のメンバーが映っているので載せました。とはいえ、ここですとすぐには分かりません。記事のなかに【会場の日本共産党本部では、前から5列目にアイドルグループ「制服向上委員会」のメンバー5人の姿が、まっすぐなまなざしを壇上に向けました】とあります。
そこでこの写真の奥を見るとその5人らしい女性の姿が見えます。これでは無理かも、紙面では分かるのですが。
明日は、左側の瀬戸内聴さんを紹介します。
新国立競技場建設計画白紙撤回―多くのご賛同をありがとうございました。
2015年7月18日 — 昨日7月17日、安倍首相が会見にて新国立競技場建設計画の白紙撤回を表明しました。
2013年10月以来、計画見直しを求めてきた当会としては、この政府の判断を歓迎しております。
当会が2年近くこの活動を続けてこられましたのも、8万人を超える賛同者の皆様の支えがあったからこそであり、また、私どもに貴重な知見やアドバイスをくださった専門家の皆様、信念を持って行動を共にしてくださった地域の皆様のご協力があったからこそと、多くの方々のご支援に心より感謝申し上げます。
今回の計画白紙撤回に、国民の批判の声が大きな力になったことは明らかです。私どもはこれまでの活動が“ご賛同の皆様の声が届いた市民運動”の成果として、今後さらに市民の声が社会を変えていくための一歩前進となれば幸いと思っております。
(以下略)
上の「手渡す会」の挨拶文は、会からの訴えに応えて先日インターネット署名をしたことへの報告と御礼です。新国立競技場の件については今日(18日)の「しんぶん赤旗」と明日(19日)の「しんぶん赤旗日曜版」に大きく出ていました。
写真の左側が今日の「赤旗」、右が明日付け「日曜版」で、日刊紙と週刊紙のニュース性の違いが分かります。両方に有森裕子さんが紹介されています。
まず、日曜版では、
【「五輪が負の要素に思われるようなことは本望ではない」。6日、都内のシンポジウムで五輪メダリストの有森裕子さんは涙ながらに訴え、新国立競技場のあり方に心を痛めていました。】
その有森さんが今日の紙面で、「国民に愛される競技場に」として、
【「やっと思いが届いたかな」と半分ほっとしつつも、「さあ、これから」と身を引き締まる思いでもいます。
五輪とは、スポーツを通じて感動や勇気、何かすばらしいものを人々に伝え残していくものだと思っています。しかし、今回の計画はとてもお金がかかるもので、国民から多くの批判がありました。これでは、五輪外力負の要素に思われてしまう。それは、競技する選手たちにとっても本望ではありません。
今回の五輪は「被災地復興」も掲げていました。その意味でも莫大(ばくだい)なお金をつぎこむスタジアムはふさわしくないと思います。
計画を見直すことでは「国際的な信用を失う」という話もありましたが、それよりも国内の人々が納得し、信頼できるものでなくてはならないはずです。
これからできる競技場は、だれからも愛され、選手たちのいい汗に彩られるものになってほしいと思っています。】
2012年7月18日にはじめた「kaeruのつぶやき」、今夜で丸3年の〆。
今日の「しんぶん赤旗」に思想家の内田樹(たつる)さんが15日夜の大阪での緊急街頭宣伝に「安全保障関連法案に反対する学者の会」を代表して行ったスピーチが紹介されています。
そのなかに「からだかついていかないようや運動は持続しません。自分の生活の中で息をするような運動でないと継続しません」とあります。内田さんは思想家であると同時に合気道六段の武道家でもありますから、並の身体ではないのですが、そこはいつもの調子でお借りして、わがこととしてタイトルにしました。
合わせて、同じ紙面に「国会前の高校生たち」とあり、こんな声が出ていました。
【神奈川県逗子市などから、友人6人で参加(15日夜の国会前での抗議行動)した吉田遙大さん(17)は「子どもの貧困が広がる中で憲法を壊したら、貧しい子どもが戦争に駆り出されることにつながる。若者には政治は早い、などという人もいるけど、これから世界をつくるのは若者です。この法案は間違っているとしか思えないから、反対します」と話しました。】
こういう若者と同じ年代の孫を持つ爺の一人として、わが吐く息も日本の空で彼らの息につながることを感じてのタイトルでもあります
スマホの不調により前半の30分程を飛ばしての視聴でしたが、向井さんを迎えての三人のトークはまことに息の合ったものでした。これだけで感想はつぶやけると思いました。
でも午後になり最初から視聴してみて、この30分程を聴いてからの感想にしてよかったと思います。向井さんが話された高次脳機能障害の話です。身内に患者のいる立場から説明していましたが、交通事故や脳血管障害が原因で起きる障害だそうです。原因になった怪我病気等が直って退院した後に障害として表れてくるとのことでした。
その事例として歯ブラシとチーブを左右の手にしているが、どうやって使うのか分からない、とかスカートを手にしたが履きかたが分からなくなっているなどとのこと。「高次脳機能障害」を検索してみました、「遂行機能障害」と呼ばれるものでしょう。その他さまざまな形で障害が表れます。
生活の場や職場に戻ってから表れるだけに患者と家族の抱える困難は大変なもので、家族同士が助け合い情報交流などにと家族会もつくられて鹿児島では10年になるそうです。向井さんは事故や病気で心配される方に必要な診察を呼びかけていました。
困難に対処する時、その困難をひとりで抱えない、その姿勢が持ち前の明るさも相まって魅力あふれるガイドさんの姿になっているのでしょう。合わせてガイド先も見学者を元気付けつつ自からも元気付けているのかな、と思ったのが番組の後半にあった「風の丘 大野勝彦美術館」の紹介です。
45歳の時農作業中両手を失った男性がどうして美術館と結び付くのかは、番組の視聴と「風の丘 大野勝彦美術館」で検索して知っていただくとして、あらためて感じたのがバスガイド向井明美さんのガイド先への関心です。
これまでの番組でも向井さんの郷土への愛着、郷土の歴史や地域情報の豊富さ、話術の巧みさなどを知ることができたのですが、その根底にあったのは生活を切り開いていく力強さだったのだと思いました。
ですからガイド先は行った人が元気付けられる所や、同じ歴史上の人物の話でもいわゆる偉人伝話に止まらず、聞いた人が自らを前向きにするような内容ではないかと思うのです。これはフリーのガイドという立場だからのことと思います。
村永さんが呼びかけていた「向井明美と行く鹿児島の旅」に向けて期待が動いていきます。
今日は午前中から外出していてニュースを見ておらず、国会の状況が
分かりませんので、103歳の日野原医師の言葉に託して人としてある
べき立場を示しておきます。
日野原医師のメッセージ。
【私たちが、究極的に守りたいものは、天から与えられためいめいの命です。どんな外力をも排して、守りぬかなければなりません。
人間の一番残虐な行為は、自らを守るために他を殺すことです。人命を守ることは人間の本性でなくてはなりません。アルベルト・シュバイツァーは次のようにのべています。「人間に対する真実の愛(いのちへの畏敬)とは、ともに経験し、ともに苦しみ、そして助けること」、つまり相手のことを自分のように考えること、「恕(ゆる)す」ということです。
シュバイツァーは人生の最後にノーベル平和賞を受賞していますが、我々も彼の発言に従って平和を守りたいと思います。
W・オスラーが言う如(ごと)く、人のいのちの重要性は、医師が一番よく知っています。医師こそ平和の最前線に立って、行動すべきと私は考えています。】
久し振りにテレビ観戦していたら安心してテレビの前を離れられる展開になりました。いま 8回裏が終わって10‐3です。
下の画面は大量得点をしていた回に映し出されたものでアナウンスは聞こえませんでしたので、試合の展開とこの数字の関係はわかりませんが、ここに今年のベイスターズの好調の要素のひとつがある、と思います。
観客動員100万人達成試合数と読めます。2011年は66試合目だったのが毎年早まってきて今年は42試合目に達成したというわけです。
プロ野球の勝敗はもちろんチームがどれだけ勝つかにありますが、本当の勝敗はここにおかれるのではないでしょうか。今年の最終観客数が各球団ごとどう出るか、楽しみです。
■奥の細道の旅 ○現在地 仙台
○次の目的地 塩釜 ○次の目的地までの距離 17.1km
○次の目的地までの歩数 34,206歩で達成です。
前回が4月でその前が1月、三ヶ月おきでは芭蕉さんも呆れるでしょう。それ
に4月の時には「きちんと続けるべきと思い直し」とまで言っているのですから。
ここでこれからは心を入れ替えて、と言うべきかとも思いますが、無言実行とい
うことにしておきましょう。
アプリに紹介されている句を記しておきます。