昨日女性週刊誌「女性自身」のことを書いたのですか、今日99歳(28日で満100歳)の黒田さんの家に伺うことになり、その時話にでたのがこの写真の紙面です。
写真にありますように「女性自身」去年の8月12日号です。右肩に「資料C」とありますが『黒田康子の書斎より 最後の葉書』の最新版に収録されているものです。
黒田さんと料理研究家 吉沢久子さん・96歳へのインタビューで構成されている誌面です。黒田さんは「街頭に立ち9条の尊さを訴え続けた郷土史家」と紹介されています。吉沢さんの紹介は「封印してきた反戦の思いを初告白した料理研究家」です。
黒田さんの関係の部分を下に、
上の写真の右頁上段の写真説明「7年前の終戦記念日、自らも発起人の1人になった平和遺族会全国連絡会で登壇し、護憲を訴える黒田さん」。その下段の黒田さんの写真には「3年前に先立った長男が撮影し、遺してくれた写真は、戦死した夫が戦地で詠んだ歌をイメージしたもの」とあります。
左に頁上段「'41、黒田さんは結婚。“私の人生のなかでいちばん楽しかったのは、彼と暮らした3年間でした”(黒田さん)」。下段には「アラ100でもパソコンはできる。“インターネットでものを調べたり、原稿を書いたりしています”(黒田さん)」。
下の写真、右・吉沢さん「 当時と現在で違うのは、報道で情報を得て、判断できること日本人みんなが“考える力”を持たなければ」。
左・黒田さん「終戦後、夫の帰りを待ちながら、やがて期待が不安に、そして絶望へ変わっていったつらい日々を、私は忘れられません」