今年の冬は気温が低い日が続いた。空気も地面もカラッカラ。庭のカエデも寒々しい。
そんな日は和風ジビエな猟師鍋。山肉(イノシシ、クマ、シカ等)の肉で暖まろう。本日はイノシシ。
肉の旨さとは何であるか、ということを考えたい。酔っ払いながら。
事前準備10分、煮込み時間は約1時間。テーブルに座るのはまだまだだ。
幸せな気分に浸れる音楽の代表格。キッチンでベートーベンの6番を聴きましょう。ドイツの森や田舎を連想させる風景画のような音楽。
第6番、つまりデンエン。
我が家のCDプレーヤーはデンオン・・・。(←全然面白くなーーーーい)
DENONと書いたら「外国人がデノンとしか読まないだろが。。。」と思っていたが、いつの間にかデンオンでなく、本当にデノンと呼ぶことになってしまったという外圧に弱い(?)会社だ。
どうぞ、ドイツの音楽を♪ 数多くの弦が奏でる弾むようで華やかな、でも田舎的メロディーを、ゆっくりのんびり聴きましょう。急いではいけません。今日は和風のジビエな鍋。弱火でゆっくり煮込むだけ。
タッ・タッ・タッ・タァ~ラララッタ♪ ゴマ油とイノシシ肉の香りにヘルベルトもうっとり♪して、このお顔。ずっと目をつぶっている。いや、彼はいつもそうだった。
午前遅めのキッチンで新聞の立ち読み。大好きな時間である。
大西洋や地中海に面して規律が守れない国々GIIPSが順番に爆発する。いや、アイルランドをここに入れたらかわいそうか。一方融通が効かずちょっと暗くて優等生なドイツ、そして周辺の秀才小国。全部を括ったユーロはいばらの道を歩んでいる。
本題、シシ肉300g。適度に脂のある、うまい肉だ。南信州の山肉&ジンギスカン肉専門店スズキヤさんで購入した。
スズキヤさんには、毎年このようなイノシシが、南信州の一流の猟師さんからどんどん持ち込まれる。
大きいのから小さいのまでサイズはいろいろ。1頭買いなんてことも、スズキヤさんに個別に相談すると出来るぞ! どうです、まとめて購入。オトナの贅沢、イノシシ丸ごと1頭オトナ買い!!!
イノシシ1頭♪ うれしい響き。
根菜が合う、和風ジビエ。カブにゴボウ。
見よ! うまそうでしょ。 おいしいものは美しい。シシ肉自体からおいしいダシが出る。
ゴマ油を使いましょう。これまた山肉やゴボウに合う。
ゴボウ、ニンジン、カブ(冬っぽい!)、シメジ、長ネギを適度に切る。
たっぷりのゴマ油で肉、根菜類を炒める。シメジやネギはまだしばらく放ったらかし。鍋料理の出来上がり直前に入れれば十分だからだ。
鍋調理はヒマである。することがない。だから栄川(福島県)がなくなり、桃川(青森県)へ。東北のリレー。
時々、開けてかきまぜるが・・・
基本は弱火でフタを閉めてコトコトコトコト。生姜とニンニクをたっぷり擦って、ここらで入れておこう。インフルエンザ予防にもなる。
調味料は、みりん、酒、昆布だしめんつゆ、和風のだしの素、味噌、砂糖。それぞれ少しずつ、少しずつ控えめにいろいろ入れながら、味としての調和を徐々に整えて行くのだ。ちょっとずつね・・・。
ベルリン・フィルの如き鍋の中の調味料と具材の見事な調和。様々な味と香りと食感がうまく溶けあった時にうまいと感じる。
非常に弱い火で、コトコトコト。
お椀を用意。
こういう汁モノは大きな木のお椀で食べることにしている。信州産のヒノキで作った分厚いお椀だ。
シメジやネギは最後で十分。
カブがかなり柔らかくなって来たら、シメジやナがネギを入れてしまおう。
カブはかなり溶け込む。トロトロだ。肉をつまむ。う~~む、うまい。さすが和風ジビエ。イノシシの肉のほのかな甘みを感じる。本当だ。先日も書いたけれど、これに馴れると、日本で高級とされる霜降りの甘い牛肉がしつこ過ぎると感じられ、おいしくなくなってしまう。
オレも何かもらえるかなぁ・・・。
ほら、出来た。どうです? このプルプル感は。山肉は人の体を温める。甘みも自然で控えめで、噛むとそのおいしさが滲みだす。
同じく信州・・・と言っても北信であるが・・・善光寺さん門前の七味店八幡屋礒五郎をかけて、食べましょう。
さあさあ、ズズズッと食べましょう。暖まるなぁ。
さらにオマケのお楽しみ。
煮込みましょう。
なんか落ちてない?
ねえ、なんか落としてくれない?
熱々のうどん。こちらも七味をかけて。
さて、これを見てイノシシの肉が欲しくなった人は、こちらへ。スズキヤさんのHPだ。南信州のジビエなお肉はこちらから。イノシシのスライス肉1パックから、まとめて1頭オトナ買いまで可能だ。調べてみよう。
http://www.jingisu.com/
そんな日は和風ジビエな猟師鍋。山肉(イノシシ、クマ、シカ等)の肉で暖まろう。本日はイノシシ。
肉の旨さとは何であるか、ということを考えたい。酔っ払いながら。
事前準備10分、煮込み時間は約1時間。テーブルに座るのはまだまだだ。
幸せな気分に浸れる音楽の代表格。キッチンでベートーベンの6番を聴きましょう。ドイツの森や田舎を連想させる風景画のような音楽。
第6番、つまりデンエン。
我が家のCDプレーヤーはデンオン・・・。(←全然面白くなーーーーい)
DENONと書いたら「外国人がデノンとしか読まないだろが。。。」と思っていたが、いつの間にかデンオンでなく、本当にデノンと呼ぶことになってしまったという外圧に弱い(?)会社だ。
どうぞ、ドイツの音楽を♪ 数多くの弦が奏でる弾むようで華やかな、でも田舎的メロディーを、ゆっくりのんびり聴きましょう。急いではいけません。今日は和風のジビエな鍋。弱火でゆっくり煮込むだけ。
タッ・タッ・タッ・タァ~ラララッタ♪ ゴマ油とイノシシ肉の香りにヘルベルトもうっとり♪して、このお顔。ずっと目をつぶっている。いや、彼はいつもそうだった。
午前遅めのキッチンで新聞の立ち読み。大好きな時間である。
大西洋や地中海に面して規律が守れない国々GIIPSが順番に爆発する。いや、アイルランドをここに入れたらかわいそうか。一方融通が効かずちょっと暗くて優等生なドイツ、そして周辺の秀才小国。全部を括ったユーロはいばらの道を歩んでいる。
本題、シシ肉300g。適度に脂のある、うまい肉だ。南信州の山肉&ジンギスカン肉専門店スズキヤさんで購入した。
スズキヤさんには、毎年このようなイノシシが、南信州の一流の猟師さんからどんどん持ち込まれる。
大きいのから小さいのまでサイズはいろいろ。1頭買いなんてことも、スズキヤさんに個別に相談すると出来るぞ! どうです、まとめて購入。オトナの贅沢、イノシシ丸ごと1頭オトナ買い!!!
イノシシ1頭♪ うれしい響き。
根菜が合う、和風ジビエ。カブにゴボウ。
見よ! うまそうでしょ。 おいしいものは美しい。シシ肉自体からおいしいダシが出る。
ゴマ油を使いましょう。これまた山肉やゴボウに合う。
ゴボウ、ニンジン、カブ(冬っぽい!)、シメジ、長ネギを適度に切る。
たっぷりのゴマ油で肉、根菜類を炒める。シメジやネギはまだしばらく放ったらかし。鍋料理の出来上がり直前に入れれば十分だからだ。
鍋調理はヒマである。することがない。だから栄川(福島県)がなくなり、桃川(青森県)へ。東北のリレー。
時々、開けてかきまぜるが・・・
基本は弱火でフタを閉めてコトコトコトコト。生姜とニンニクをたっぷり擦って、ここらで入れておこう。インフルエンザ予防にもなる。
調味料は、みりん、酒、昆布だしめんつゆ、和風のだしの素、味噌、砂糖。それぞれ少しずつ、少しずつ控えめにいろいろ入れながら、味としての調和を徐々に整えて行くのだ。ちょっとずつね・・・。
ベルリン・フィルの如き鍋の中の調味料と具材の見事な調和。様々な味と香りと食感がうまく溶けあった時にうまいと感じる。
非常に弱い火で、コトコトコト。
お椀を用意。
こういう汁モノは大きな木のお椀で食べることにしている。信州産のヒノキで作った分厚いお椀だ。
シメジやネギは最後で十分。
カブがかなり柔らかくなって来たら、シメジやナがネギを入れてしまおう。
カブはかなり溶け込む。トロトロだ。肉をつまむ。う~~む、うまい。さすが和風ジビエ。イノシシの肉のほのかな甘みを感じる。本当だ。先日も書いたけれど、これに馴れると、日本で高級とされる霜降りの甘い牛肉がしつこ過ぎると感じられ、おいしくなくなってしまう。
オレも何かもらえるかなぁ・・・。
ほら、出来た。どうです? このプルプル感は。山肉は人の体を温める。甘みも自然で控えめで、噛むとそのおいしさが滲みだす。
同じく信州・・・と言っても北信であるが・・・善光寺さん門前の七味店八幡屋礒五郎をかけて、食べましょう。
さあさあ、ズズズッと食べましょう。暖まるなぁ。
さらにオマケのお楽しみ。
煮込みましょう。
なんか落ちてない?
ねえ、なんか落としてくれない?
熱々のうどん。こちらも七味をかけて。
さて、これを見てイノシシの肉が欲しくなった人は、こちらへ。スズキヤさんのHPだ。南信州のジビエなお肉はこちらから。イノシシのスライス肉1パックから、まとめて1頭オトナ買いまで可能だ。調べてみよう。
http://www.jingisu.com/