正月2日目は朝食後、いつもの日枝神社へお参りに。
元旦は慌てて、しめじを入れるのを忘れていました。
いつも通らない道で降りると、鳥の鳴き声がして赤坂とは思えないような場所。
今まで対で咲いていた十月桜の木は残念なことに左側の木がなくなっていました。
いつもスタバでお茶か、サルヴァトーレでパスタを食べて帰るのですが、今回は結構混んでいて
隣のアジアンでカレープレートを。お正月からエスニックでした。
いいお天気なのに、あまりに風が冷たいので、紀尾井町の方までの散歩は取りやめて帰りました。
夕飯はおなかもあまりすいていなかったので、妹が作った角煮で魯肉飯風とお節からなますだけで済ませました。
日枝神社で買った我が家の絵馬コレクション。2日目だったのでかわいいのがすでにsold out。
書いてあった「亥己」の意味が分からなかったので調べてみました。
2019年の干支は「己亥(つちのと・い)」である。「己(つちのと)」は明るい中天の太陽、
「亥(い)」は暗闇の新月を象徴している。
2019年は1年間で2回も日食が観測できる非常に貴重な年なのだそうだ。
「己亥」という干支は、十干である「己」と、十二支の「亥」の組み合わせで成り立っている。
十干とは太陽の運行を基準にして日の出から日の入りまでを10等分し、そこに生命の生から死までを投影
して表現したものであり、十二支とは月の満ち欠けを基準にして同じ様に生命の循環を投影したものである。
この太陽と月という2つの異なる成長サイクルを組み合わせて、万物の生命の理を表現しようとしたのが干支。
それによると2019年の干支である「己亥」は、ステップアップする充実したタイミングにありながら、
どうも調子に乗るとチャンスを逃す年になると暗示している。
納音では、甲戌(きのえ・いぬ)と乙亥(きのと・い)は「山頭火」と名付けられ、有名な放浪の俳人、
種田山頭火の俳号もここから取られている。
納音では「己亥」は「平地木」となる。これは野中の一本杉の様に平地に真っ直ぐ立つ孤高の木を指していて、
寂しく孤立しているが、ひとり茂っている様を表している。その姿から東洋占術では、迷わず信念を持って
継続すれば吉運が舞い込むとの解釈。
「己」が持つ横溢するエネルギーが、「亥」が持つ飛躍のための大切な準備期間の邪魔をしようとするが、
「地平木」が持つ孤高の継続力で乗り切れる年ということになろう。
*「納音」五行思想を元にして中国語の音韻理論で干支を整理したもの。干支が60種類であるのに対し、
納音は30種類。基本的にピン音の分類である30通りの音に沿って構成されている。
「己」は、生命が横溢して真っ盛りを迎えた時期を指し、同時に正しい姿の自分という意味がある。
そう聞くと絶好調な自分をイメージするが、中国には古くから中庸思想というものがある。これは何事も
ほどほどが良し、行き過ぎるとマイナスになるというもので、絶好調が故の落とし穴が潜む年ということでもある。
東洋占術だとそういう年らしいです。
Jan.2 2019 Akasaka