Reflections

時のかけらたち

落ちつく空間の中で静かな時間をすごす (梟について追記あり)・・・ in quiet space and time

2019-01-23 21:36:00 | wonderland











祥雲寺

曹洞宗寺院の祥雲寺は、瑞鳳山と号します。祥雲寺は、天文元年(1532)江戸城主遠山隼人正景久の室
(北条上総介綱成の娘、法号浄光院)の菩提所として江戸城和田倉門内に起立、永禄7年(1564)
吉祥寺二世太洲安充が開山、浄光院と称していたといいます。德川家康入府により、吉祥寺が駿河台、
日向金杉、小石川戸崎町へ移転するのに伴い当時も移転、松本藩戸田氏の菩提寺であったといいます。
宝永6年(1709)五代将軍徳川綱吉の死に伴い御台所が出家し浄光院と号したため、松本藩戸田氏の法号に
因んで祥雲寺と改称、小駿河台、日向金杉、小石川戸崎町への移転を経て、大正4年当地へ移転しました。
境内には漫画家石ノ森章太郎の墓があります。


都会なのに癒される! 池袋祥雲寺の中にあるカフェ「ぼうず’n COFFEE」

去年、地下鉄の駅に置いてあるタウン誌、Let's enjoy Tokyo Tokyo の Tokyo Trend Ranking
の表紙になっていて、特集は「観光気分で非日常を楽しもう! 池袋 I day トリップ」でしたが、
見た途端にこの場所にいつか行ってみたいと思いました。

















ちょうど熊谷守一美術館に行ってみようと思った日にオープンしていたカフェ。1週間に1回もやっていなくて、
翌週は行事で忙しいためやっていないとのことで、FBで確認してきてくださいということでした。

帰りに少しお話したら、バウム・クーヘンはクラブ・ハリエので赤字だとおっしゃっていました。(笑)
今が庭もいちばん寂しい季節とか・・




カフェのある建物の入口です。お寺のインフォメーションがある感じで、いろいろ相談に乗れそうです。




メニューから選んで、先に支払いをします。合理的なシステム。




ここをまっすぐ行った部屋で待っていてくださいと番号札をいただきました。







広間に庭に向かってテーブルが並び、ゆったりとでしたが、窓の方向に皆向いて座っていました。
音楽も一切ない、鳥の鳴き声だけが聞こえる部屋です。本を読んでいる人もいました。
親子や赤ちゃんとママそしておばあちゃんと3代で来ている人もいました。カップルだったり、一人の人も多くみられました。
とても静かな落ち着く空間でした。




たくさんにヒヨドリがにぎやかで、あとはシジュウカラが来ていました。
鳥はその日によって違う鳥が来るとのお話でした。




お坊さんが運んでくれるので恐縮してしまいます。
ラテアートなどして、おしゃれです。



瞑想ができそうないい空間です。さすが禅宗のお寺です。





























池袋のお寺で至福のカフェタイム。心洗われる「ぼうず'n coffee」


Jan.18  2019  Shounji、Ikebukuro

追記)
フクロウの像のことが気になって調べました。
この像はお寺とは関係がなく、区内の各地にたてられているフクロウの像の一つです。
豊島区制70周年記念事業として作られた梟の樹を創る会によるものです。そういえば明日館の中でも
見た記憶がありました。梟の路の梟像を ⁂デザインを世界の若手美術家に ⁂台座の「詩」を区内の
小学生に ⁂台座の文字は区内の書家にお願いしたとのこと。

句碑に何が書いてあるのかと思ったら、見たところ

くびかしげ何を見ているどんぐり目
耳を澄ましてまちの風きく

と書いてあるようです。このお寺だったら「心の声きく」の方があいますが
字余りになりますね。
コメント (4)
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