Reflections

時のかけらたち

目白庭園からスタートする一日 ・・・ starting a day from Mejiro Garden

2019-01-22 23:55:25 | a day in the life


池袋あたりはなじみのない場所で、学生時代から新宿、渋谷、銀座にはよく行ったけれど
池袋はなぜか遠い地でした。今ここに住んで、池袋は新宿に次ぐ近い場所となりました。
仕事を止めて、地域に目をやれば、落合あたりには画家や作家の家も残り、江戸の名残も多くあり、
おもしろい場所だと思い始めました。

いつか行こうと思っていた熊谷守一の美術館に行ってみようと計画を立てました。最近
池袋モンパルナスという地域にも興味を持ち始めました。佐伯祐三のアトリエが落合に
ありますが、池袋にかけていろいろな文化人が住んで、何かそういうエネルギーがある町
だったのですね。今ではあまり残っているものはなさそうですが。
そんなでこの地域に興味を持ち始めたら、私が今イタリア語とベルカント唱法をご一緒している
方が、池袋モンパルナスを作った初見さんという資産家の娘さんとひょんなことで知り合い
晩年力になったことをお聞きしました。点と線が繋がる感じ、時間と空間の線が繋がる感じって
おもしろいです。初見さんもアメリカに留学した人でしたが、そのお嬢さんという人も
女子大を卒業してからアメリカに留学して向こうで就職して離婚して子供と共に日本に戻り、
晩年はスペインで過ごそうとしたところ、やはり日本に戻ることになったという波乱万丈の
人生だったとのことです。日本人の女性で唯一New Yorkerに小説が載ったとか。三島由紀夫とも
対談して着物がうまく着れずに三島由紀夫に手伝ってもらったとか。友人も嘘かと思ったら
スペインの家に三島と一緒に写った写真があったと話していました。昔のことらしいけど。

文化勲章を断った「孤高の画家」の聖地には全国からファンがやって来る 椎名町・要町に初見六蔵
のことが出ていました。



17日の朝は富士山がバラ色に輝いていました。




朝サラダをたくさん作って、ランチに持って出かけました。




目白庭園でランチです。近くにパン屋さんがあったので、クロック・ムッシュウみたいなペストリーを
一つ買って持っていきました。




散歩に数名いるだけの静かな公園。散歩してきたおじいさんが鯉は寒いとじっとしていると
教えてくれました。この日は水が少し温んできていたのか少しだけ動いていました。










飛び石のところで人が来たのに気が付かなくて、なかなか撮れなくて苦労していたら
上の方で紅梅が咲いていたのを教えてくれたのはお昼休みに散歩のサラリーマンか・・














































やっとみつけたロウバイ。入口にロウバイが咲いていると書いてあった。










この日は夕方家にいないといけなかったので、熊谷守一美術館を目指して歩きはじめました。





途中何度も地図片手に頭の中のナビを修正しながら、カトリック豊島教会を過ぎ千早1丁目の信号まで
やってきました。スマホの現在地情報をonにしておけばいいのにね。

当初の予定だと目白庭園 - 熊谷守一美術館 - 祥雲寺 だったけど、美術館はまたゆっくり来ることに
して祥雲寺のカフェを目指して進みました。

熊谷守一美術館の他は鬼子母神とか椎名町の旧宣教師館等を訪ねる散歩道があります。
池袋から始まるウォーキングもいろいろ楽しめそうです。


Jan. 18  2019   Mejiro Garden
コメント (2)
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