Reflections

時のかけらたち

フラワームーンの次の日 ・・・ the next day of Flower Moon

2020-05-08 23:59:37 | seasons

Flower Moon の次の日

人々は、月の動きを観察して太陰暦をつくり、狩りや農作業を行う際の目安にして生活をしてきました。

アメリカには農業暦(Farmers’ Almanac)というものがあり、そこには、各月の満月の名前が記されています。
フラワームーンとは、ネイティブアメリカンによる5月の満月の別名から来ているとのこと。

あまりにも真ん丸な月を見て、満月かどうか調べたら、昨日が5月の満月、Flower Moonと言うことを知りました。
昨日は神田川沿いを歩いて新宿中央公園まで行って帰ってきたので、夜は疲れてただ眠たくなってしまいました。

•1月の満月:ウルフムーン(Wolf Moon)
•2月の満月:スノームーン(Snow Moon)
•3月の満月:ワームムーン(Worm Moon)
•4月の満月:ピンクムーン(Pink Moon)
•5月の満月:フラワームーン(Flower Moon)
•6月の満月:ストロベリームーン(Strawberry Moon)
•7月の満月:バクムーン(Buck Moon)
•8月の満月:スタージャンムーン(Sturgeon Moon)
•9月の満月:ハーベストムーン(Harvest Moon)
•10月の満月:ハンターズムーン(Hunter’s Moon)
•11月の満月:ビーバームーン(Beaver Moon)
•12月の満月:コールドムーン(Cold Moon)





場所によって、次のようにさまざまな呼び名があります。
Flower Moon(花月)
Hare Moon(野うさぎ月)
Corn Planting Moon(トウモロコシの種蒔き月)
Milk Moon(牛乳月)
Dragon Moon(龍月)
Planting Moon(種蒔き月)
Panther Moon(豹月)
Bright Moon(輝月)
Hare Moon(野兎月)
Grass Moon(牧草月)

月の引力が潮の満ち干に影響して、古代より月は農業の指針でした。
月がリアルになればなるほど物理的でロマンがなくなっていくような気もします。


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真夜中のテレビ ・・・midnight TV

2020-05-08 13:16:23 | a day in the life








                                       (5月6日)

6日の午後、小雨の中、近くのスーパーに行ったら、道沿いのエゴノキの花がもう咲き始めていました。
父が亡くなった季節になってきたのですね。エゴノキの花は父の思い出と共にあります。亡くなった後
両親のマンションに行ったら、庭のエゴノキの花が雨に打たれて、たくさん下に落ちていました。

花を見て、季節が私たちを取り残して、きちんとしたリズムで進んでいくことがわかります。
昨日神田川沿いに歩いて新宿まで行った帰り道、教科書専門の販売店に親子で買い物に来ている人を見ました。
本来なら新学期が始まって子どもたちは新しい環境に慣れてきたところです。

最近はコロナのおかげの stay home でテレビを見ることが多くなりました。
NHKの大河ドラマも何年も見ていなかったのですが、途中から見始めました。そしたらもうモックンの出番が
なくなりそうで、少しがっかりです。朝の連続TVドラマもひさびさに見た「なつぞら」以来見始めました。
「エール」と言うタイトルが今の時期を予期したようにぴったりです。

また特に夜更かしになってしまうのですが、真夜中くらいにたまたまNHKにチャンネルを回した途端に
興味深い番組が始まったりします。最近見たTVプログラムを載せてみました。



5/4

「封鎖都市・武漢〜76日間 市民の記録〜」

新型コロナウィルスで封鎖された中国・武漢。毎日日記を発信し続けた女性。医療現場の生々しい声を伝えた北京の
ネットラジオ。76日間の市民生活のリアルな日常に迫る。

新型コロナウィルスが発生し、76日間、封鎖された中国・武漢。ロックダウンされた町で何が起きていたのか。
ソーシャルワーカーの郭晶さん(29)は封鎖初日から「武漢封城日記」を発信してきた。同じマンションの住人、
清掃員の夫婦…庶民の生の声を伝えてきた。また北京のネットラジオ番組「故事FM」は、武漢の医師、患者の悲痛な声を
配信してきた。官製メディアが伝えない医療崩壊など切迫した実態が浮かび上がってきた。




海外の出版社から作家やジャーナリストの武漢日記が出版されていますが、この若い女性が、当局の削除にも
めげず、毎日グラフィックな文字を使ったり、工夫しながら見聞きした事実をアップして行った今の中国の状態が
よくわかるドキュメンタリーでした。同じような感覚を持っている若い人がいて、希望が見えます。
早く民主化してほしい中国です。コロナに警鐘を鳴らした医師の名誉を回復して、今度は英雄扱いの式典も
一般国民は参加できず、組織されたものだったと。表現の自由のない国、中国ですが、日本もかなり後進国に
なってきたと思いますが、ここまでひどくはないものも、モリカケやカワイ問題があっても居座っている
政権ってコロナのおかげで収束するまでは仕方がないのか・・ リーダーシップのない指導するべき立場にある人々。
せめて、国民と一緒に戦うという現実感を持ってほしいと思います。大企業側に偏りがちな政府ですが。

プロフェッショナル緊急企画で樫本大進を載せたのは数日前ですが、そのあとの番組も魅せられてしまいました。
全く危険な番組ですが、大好きな歌手JUJUと大人になった三浦春馬が案内する世界のモノの世界。気がつくと録画
するのですが、すっかりたまっています。深夜にもかかわらず、オンエアで見ました。

「世界はほしいモノにあふれてる
▽世界にひとつの宝石を探す旅香港&オーストラリア」

人気ジュエリーブランドのデザイナーが、世界にひとつの宝石を探しに香港とオーストラリアへ。青緑色に輝くサファイアや、
珍しいピンクダイヤモンドなどそこにしかない珍しい宝石が続々登場!年に一度のお祭りで見つけたお宝オパールとは?
さらにオパールの採掘場にも潜入!ユニークなアンティークジュエリーにグルメも。心ときめく宝石の世界へ





Talkativeのマロッタ忍さんが石を求めて旅をします。久々に石の魅力に触れました。彼女も宝石宝石したマダムのつけるような
宝石は好きでないと話していました。カジュアルに自然を取り込める神秘の石。長年ジオデシックのビジューにはまっていた私です。
特に誕生石のオパールを求めてオーストラリアの旅がすばらしかったです。マロッタさんは鳥も大好きでカラフルな鳥と
遊んでいました。


                                       イースタンイエローロビン♪






ティールサファイアも素敵です。





5/5

ドクトル・ジバゴ

ロシア革命の動乱の時代を背景に、医師であり詩人だったジバゴの波乱に満ちた生涯と、二人の女性への愛を
ロマンチックに描く超大作。詩人・小説家のパステルナークの代表作を巨匠・デビッド・リーン監督が映画化。
主演はオマー・シャリフ、ヒロインを演じるジュリー・クリスティをはじめ、名優たちが共演、ロシアの民族楽器
バラライカを使ったモーリス・ジャールの美しい音楽は世界中でヒットした。アカデミー賞5部門受賞。




始まって少したってから見始めたら、引き込まれました。1965年の作品だから、まだ学生時代だったか
映画館では見ていなく、地上波で見ましたが、最後のすれ違いシーンとラーラのテーマが印象的だったことしか
心に残っていません。
今見るとオマー・シャリフのすてきさとジュラルディン・チャップリンのせつない思いが伝わってきます。
ロシア革命に巻き込まれた人たちの歴史と、二人の女性を愛してしまった、単に不倫とかで表せない
ドラマでした。不倫と言う人間の結びつき。
ロシアの広大な風景を見ているクロサワの映画も連想してしてしまいます。巨匠の映画の時代でしたね。
ロシア革命の歴史もそれほど昔のことでもなく、収容所群島とか、ソヴィエト崩壊とか歴史が展開されて行きました。
文化を破壊して、革命とはそういうものを伴うものなのだと・・近年の歴史を見ても残念に思います。
映画は久々に英語のヒアリングの練習にもなりますが、和訳が良くて聞き取れない英単語を巻き戻し聞けば単純な
言葉だったりして言語の違いが面白かったです。


真夜中にやっていたのが

ダビンチミステリーの2回目




ダビンチ・ミステリー、第2集は、稀代の芸術家でありながら、医学、生物学、物理学、工学・・・あらゆる学問に
精通していた「万能の天才」の秘密に挑む。飛行機もなかった500年前に、Googleマップと同じ精度の鳥瞰図
を残し、まだ解剖学が進んでいなかった時代に、現代のトップクラスの外科医でさえ驚く詳細な解剖図を記していたダビンチ。
芸術と科学、二つの巨大な領域をこれほど自在に渡り歩いた人物は空前絶後だ。
一体、ダビンチとは何者なのか?番組では、ダビンチが思考の過程を記した膨大な「手稿」を入手。世界で初めてAI解析を
行い、いわばダビンチの「脳内」を再現する。見えてきたのは「aqua=水」に異常なこだわりがあったこと、そして通常で
あれば、知識の量が頭打ちとなる60代を過ぎてからも、新たな知見を蓄積していった驚くべき姿だ。「人間の体内、そして
人間を取り巻く世界全てを理解したい」「それを自らの手でキャンバスに再現したい・・・」。ダビンチが独学で身につけて
いった科学的な知見は、「モナリザ」や「最後の晩餐」といった絵の細部に至るまで生かされていくことになる。ビル・ゲイツ、
スティーブ・ジョブスら、現代の「天才」たちの憧れであり続けるダビンチ。右脳的世界と左脳的世界を結びつけ、圧倒的な
成果を生み出したその人物像を通して、人間の持つ可能性に迫る。


AIがダヴィンチが遺した手稿を解析したのが面白かったです。
1972年に見たNHKで放送されたイタリアの放送が作ったダヴィンチの生涯が面白かったことを思い出します。
最後に真実を伝えるのは言葉だとダヴィンチが結んでいました。
単なる画家ではないダヴィンチの底知れない才能。

細分化した現代にダヴィンチのつながりから世界をとらえる力が見直されています。


最後の写真は

5月4日の気持ちよく晴れた日のものです。近くの家の外に置いてあったサクラソウがかわいくて。













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