今日は1ヶ月に2回のベルカントレッスンの日。
天気のようにぼーっとした頭で出かける。
今日も発生練習が半分で後半はラ・ボエームの「ムゼッタのワルツ」。このコケティッシュなワルツが大好きです。
発声では横隔膜を横に広げて姿勢を高くして、のども高くして歌うのが難しくて。息はずっと吐き続け、口は言葉を
変えるために動かすだけ。口は大きく開けるのではなく、口の中を広げる。少しずつ分かっていくのだろうけど、
つかんだと思ったことも忘れてしまう。日本語とイタリア語の違いも大きなネックとなっています。体で覚えるもの
だから何回も繰り返すしかないのでしょう。とにかく姿勢も大事。姿勢を良くしたいから始めたようなものなのだけど。
やっているうちに声がどんどん出てくるのがうれしい。
今日は東京都からの支援事業のお知らせです。コロナで飲食店や旅行会社のことはよく報道されるのですが、
アーティストも大変困難な時を過ごしています。日本では芸術に関する支援がヨーロッパなど比べて大幅に
遅れています。今回は活動の場を提供しただけですが、小さな一歩なのでしょう・・
公募で先生たちも第1回の募集に入れたとのことで、「アートにエールを!」というサイトに一人1曲だけだそうですが
アップされています。どうぞご覧になって支援してくださいね。何時も指導して下さる安藤先生とピアノの伴奏をして
下さる山畑先生のです。先生たちの声、本当に素敵です。
アートにエールを! 東京プロジェクト
文化の灯を絶やさないための緊急対策、芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」第一弾を実施します。
この事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、活動を自粛せざるを得ないプロのアーティストやスタッフ等が
制作した作品をWeb上に掲載・発信する機会を設けることにより、アーティスト等の活動を支援するとともに、在宅でも都民が
芸術文化に触れられる機会を提供するものです。
国境を越え、時代を超えて世界中で愛されるモーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』『コジ・ファン・トゥッテ』からの二重唱。
withコロナの時代に繋がる二人のソプラノユニットLe Dive!モーツァルトの音楽に思いを馳せて、透き通るソプラノの歌声で
クラシック音楽の普遍的な魅力をSTAY HOMEでお届けする。
Le Dive (榎本真美 山畑晴子)
東京芸術大学卒業後、それぞれの道を歩みソプラノ歌手として活動していた二人が大学の同期生達とのSNSを通じて再会!
世界的に新型コロナウィルス感染が拡大し、音楽界では次々と公演の中止や延期を余儀なくされ、日常から文化や芸術が奪われる
悲痛な現状の中、懐かしい仲間たちと切磋琢磨し音楽と向き合ってきた熱い日々が蘇り、ソプラノ榎本真美と山畑晴子によるデュオ
グループ<Le Dive>が結成される。これまでには考えることのなかった「インターネット上で、且つリモートワークで音楽を配信
する」という新しい試みに挑戦する。
安藤英市 / 不朽の名曲「ルビーの指環」イタリア語で歌う
以前からやりたかった日本歌謡曲のイタリア語化。コロナ自粛によってできた時間を信頼するピアニストとイタリアの友人に
手伝ってもらい、この制作に費やしてみた。日本では昭和の時代にイタリアのカンツォーネが原語や日本語でたくさん歌われて
いた。そのカンツォーネは令和となった今でも広く歌われ親しまれている。がしかし、日本の素晴らしい歌謡曲達がイタリア語で
歌われたのをあまり聞いたことがない。あの懐かしく華々しい昭和時代の誰もが口遊める歌謡曲にひと手間を加え、新鮮な響きで
このコロナ禍で鬱々とした日本を元気にしたい。