3月3日
ずっと行きたかった東京薬科大学の薬用植物園に、もうバイカオウレンは咲き始めたかと思い行くことにしていました。
薬用植物園はコロナで長い間閉園していましたが、昨年秋の終わりころから一般に週2回開放されています。
バイカオウレンはまだ早くて、昨年だったら2月の初めころから咲いているのにと言うのに。たくさんのキクバオウレンと
セリバオウレンを見ることができました。
その後、一緒に行ったUさんの提案で、日野宿本陣のお雛様を見に行くことにしました。バスで平山城址公園駅に戻り、
高幡不動からバスで行きました。
今日のアップは順番をちょっとタイムリーに入れ替えて、お雛様と都内に唯一残る本陣建築にしました。江戸時代に建て替えられた
建築物に、地域の方たちがお雛さまを持ち寄って、明治から昭和までのお雛様が程よく飾られていました。
春を感じる美しい雛飾りを楽しみました。今まで古民家に飾られたお雛さまをいくつか見たことがありましたが、ここのは規模感と言い
建物ともよくなじんでいて素晴らしかったです。
佐藤彦五郎が焼失した本陣を10年をかけて再建し、そこで「佐藤道場」を開き、近藤勇、土方歳三
沖田総司、井上源三郎たちが腕を磨いていたそうです。
日野は新選組の故郷と言われています。調布にも新選組のゆかりのスポットがありました。
新選組というとあまりいいイメージを持っていませんでしたが、幕末に武士らしく生きたいと
思った若い人たちのグループで、そのひたむきさや純粋さが今でも人々に思われる原因なの
でしょうか・・
そこで開催されていた「お雛様を愛でる会」
吊るし雛がかわいいです。
明治時代から始まり、大正、昭和と時代が進んでいきます。
着物のミニチュアがかわいかったです。
春らしい飾り・・・
このきれいな色合いの雛菓子は山形から取り寄せたもの。
佐藤彦五郎が日常生活に使用していた部屋には、うさぎの釘かくしがありました。うさぎは
子孫繁栄を意味しているとのこと。
帰宅して、家でのひな祭り。
ご一緒したOさんから頂いた京都のお菓子がちょうどお雛様用でした。
家で飾りました。
娘が体調が悪いからと残業を切り上げて、9時頃帰ってきたので
一緒にお祝いをしました。熱っぽいということでしたが、翌日は治っていたので
ほっとしました。オミクロンだったら大変!
いつも五目ちらしを作るのですが、今年はメールで送られてきた茅乃舎のひな祭りの写真を参考に
カップ寿司にしてみました。初めて買ったでんぶも使って。
参考にしたのは茅乃舎からのPRメール。ちらし寿司になっていたのに気が付かなかったので
私はただの酢飯で。
桜餅も今年初めて? まぁ長い行列ができていた新宿のデパートでした。
翌日も余った具材に椎茸と、かんぴょうを足して、太巻きにしました。
初めて使ったピンクのでんぶはもっと宅咲煮れた方がよかったみたいでした。
数日前にたまたま朝のTV番組で見たドキュメンタリー
東日本大震災で家を失い、その数カ月前に夫を失った武澤順子さんの前向きに生きる姿と
支えた猫との交流に心打たれました。猫って本当に人の気持ちがわかるのよね。
「人生で大切なのは今までではなくこれから……」と希望を見出し、明日に向かって生き抜く決心をした
武澤さんの心情を綴った詩集が発刊されているという。