内藤陳さんの往年の名著『読まずに死ねるか!』(集英社 1983)。
この本を、ぱらぱらとめくっていたら、案の定、冒険小説が読みたくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ae/40089b96b3c51c17a1ceb721468abe70.jpg)
まずは、陳さんが『読まずに・・』の中で“おススメ”している、「古今の名作冒険小説」の中から4冊。
ふだん、どうしても新刊が中心だし、夏休みらしい本を読みたいなあ、と思っていたのだが、「冒険小説の名作」ってのは、いいアイデアかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8e/05b7e24021f7854705f8d1310fd0b2dc.jpg)
ライアル、ヒギンズ、マクリーン、そしてバグリイ。
相手にとって不足なしです(笑)。
今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
貴田 庄
『高峰秀子 人として女優として』 朝日新聞出版
豊崎由美
『ガタスタ屋の衿持』 本の雑誌社
堀江あき子:編
『怪獣博士!大伴昌司「大図解」画報』 河出書房新社
ボナ植木
『魔術師たちと蠱惑のテーブル』 ランダムハウスジャパン
・・・・ボナ植木さんは、あのマジックの「ナポレオンズ」の、長身でメガネの人です(笑)。
* 上記の本の書評は、
発売中の『週刊新潮』(8月9日号)
に掲載されています。