碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今夜の「金曜オトナイト」は、徳光和夫さんと

2013年11月01日 | 金曜オトナイト

11月1日(金)夜10時54分
BSジャパン 「大竹まことの金曜オトナイト」


今夜の「金曜オトナイト」、ゲストは徳光和夫さんです。

テレビマンユニオン時代、とてもお世話になりました。

徳光さんといえば、私にはやっぱり「アメリカ横断ウルトラクイズ」。

テレビマンユニオンが制作していたわけですが、大量のクルーが必要な後楽園球場(まだドームじゃなかったなあ)での第1次予選では、直接のスタッフではなかった私も動員されたものです。

遊軍ですから、以前のチャンピオンを探して、カメラマンと2人で内野や外野を走り回ったりしました。

「ニューヨークへ行きたいかあ!」という福留さん声に、参加者が「オオーッ!」と答えるあの大歓声は、今も忘れられません。

敗退した参加者が悔しさをビニールハンマーに込めて、徳光さんが被ったヘルメットをピコピコと打ち据えていましたっけ。

「オトナイト」のスタジオトークの中で、徳光さんが私のことを「ウスイちゃんが・・・」と呼んで、「いや、若い頃から知ってるから、つい」と笑うシーンがあり、なんだかすごく懐かしく、嬉しかったです。

話題がジャイアンツとギャンブルになると、俄然パワーが上昇する徳光さん。

日本シリーズの最中ということもあり、収録は大いに盛り上がりました。
















今週の「もえちゃん」





女性セブンで、朝ドラ「ごちそうさん」についてコメント

2013年11月01日 | メディアでのコメント・論評

朝ドラ「ごちそうさん」が好調のようで、女性セブンも特集記事を組みました。

タイトルは『あまラー、主婦に聞いた 今度のハマりポイントは?
「ごちそうさん」の味わい方』


この中での、写真のような方々と一緒にコメントしています。




じぇじぇじぇ”などの流行語や熱狂的なファンを生み、社会現象にまでなった『あまちゃん』の後釜だけに注目度も高かったNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』だが、初回視聴率22%、最高で27.3%(10月16日)を記録するなど、快進撃を続けている。

「『あまちゃん』は、これまでの朝ドラで最もバカバカしく見えて、実は東日本大震災という現実に挑んだ勇気ある作品でした。しかも北三陸の観光客を増やし、復興に貢献するという実効性もありました。ドラマが現実を変えたんです」

と語る“あまラー”のコラムニスト・町山智浩さん。『ごちそうさん』は、対照的に朝ドラの原点に戻ったと話す。

「時代設定が大正・昭和なので、テンポが速い『あまちゃん』についていけなかった60代以上のもともとの“朝ドラファン”も取り戻したのだと思います。

物語は、明るい大正デモクラシーの時代をまもなく終え、関東大震災が起こるでしょう。さらに日本は戦争に向かい、食べ物がない時代、贅沢が罪の時代になっていきます。そこでめ以子がどう闘っていくかが見どころですね」

ヒロインの苦悩や葛藤も丹念に描き出すのが朝ドラ。映画、ドラマライターの清水久美子さんも、これにうなずく。

「困難な時代を舞台に、ヒロインの子供から大人までの半生を描く“おんな一代記”が朝ドラの王道です。アキ(能年玲奈・20才)を中心に母娘3代の人生を追った『あまちゃん』と違い、『ごちそうさん』はひとりの女性をじっくり描いている。また、役柄も明快。杏さんの役どころは、とにかく“食べまくる”女性。おいしそうにモリモリ食べる姿を見ると、ほのぼのとした気持ちになるし、なにより元気が湧いてきますよね」

このヒロインへの“親近感”が魅力だと話すのは、生粋の“あまラー”で、「朝の楽しみを失った」とまで語る上智大学の碓井広義教授(メディア論)。

「食べることに関しては飛び抜けているけれど、それ以外は『ヒロインになれるの?』と思ってしまうくらい普通の女性。どこにでもいそうだからこそ、視聴者は親近感を覚え、構えずに見ることができるんでしょう」


オープニングテーマは、ゆずの歌う『雨のち晴レルヤ』。こちらもゆったりとした3拍子のリズムで、アップテンポだった『あまちゃん』とは違った王道の魅力。まさに「ホッとできる朝ドラ」(清水さん)なのだ。


さらに、料理の魅力について・・・・

前出の碓井教授も、

「朝ドラは朝食の時間帯。今回はご飯を食べるシーンがたくさん出ると聞いて、“見るだけでお腹いっぱいになって欝陶しいかな”と放送前まで思ってました。でも実際には、オムレツや納豆などメニューがすべて美しく描かれていて、“胃もたれ感”がまったくない。下手な旅番組に出てくる食事などと比べても格段においしそうで驚きました」


(女性セブン 2013.11.14号)


・・・・この美しい料理シーンを支えているのが、フードスタイリストの飯島奈美さん。

飯島さんは、「かもめ食堂」などの映画や、東京ガスのCMなど、料理が重要な役割を果たす映像作品で起用される腕利きです。

この朝ドラでも、その貢献度はとても大きいと思います。


週刊新潮で、「長澤まさみ」についてコメント

2013年11月01日 | メディアでのコメント・論評

週刊新潮のグラビアページに「長澤まさみ」の写真。

主演映画の初日舞台挨拶だったそうな。

で、記事としては、その「膝丈スカート」にがっかりというお話で、以下は私のコメント部分です・・・・


上智大学の碓井広義教授(メディア論)も、

「長澤が主演するドラマ『都市伝説の女』(テレ朝系)では、ミニスカ姿が多く、あの素晴らしい美脚が前面に押し出されています。それだけに、世の男性は彼女のミニスカを期待している。膝丈ではがっかりしますね。体型も女優の才能の一つなのだから、出し惜しみせずアピールして欲しい」


(週刊新潮 2013.11.07神帰月増大号)


・・・ちなみに、その主演作「潔く柔く」ですが、映画評論家の北川れい子さんによれば、「退屈で幼稚なラブストーリー」だそうです(笑)。

大丈夫か?長澤まさみ。