児童書。以前に「鬼の橋」ってのをなぜか読んだ。なぜだったんだろう。
同じ人の本で、おなじく平安時代が舞台。前作より児童書臭くなくて面白かった。
同じような題材でも、荻原規子のは、マンガっぽく感じるんだけど、こちらはそうでもない。
なにが違うんだろー。
訳あって女装して伴内侍に仕える少年音羽(音羽丸)が、出会った少年憲平は、
怨霊に祟られていると噂される東宮(皇太子)だった。
内裏にはえんの松原といわれる暗い松林があり、恨みを持って死んだものたちが
黒い鳥となってすんでいた。憲平に取り憑いている少女の正体は。ってな話。
ラストのクライマックスが、映画みてるみたい。
黒い鳥を、憲平自ら受け止める。音羽が後ろから支える。死んだ父から教わったように、
腕をかまえ、呼びかけ、しっかりと足を踏ん張り・・・鳥がくる、受け止める、そして
「お帰り。会いたかったよ」
ハッピーエンドなところが児童書のゆえんかな。
歴史にはハッピーエンドはなかろうから。
同じ人の本で、おなじく平安時代が舞台。前作より児童書臭くなくて面白かった。
同じような題材でも、荻原規子のは、マンガっぽく感じるんだけど、こちらはそうでもない。
なにが違うんだろー。
訳あって女装して伴内侍に仕える少年音羽(音羽丸)が、出会った少年憲平は、
怨霊に祟られていると噂される東宮(皇太子)だった。
内裏にはえんの松原といわれる暗い松林があり、恨みを持って死んだものたちが
黒い鳥となってすんでいた。憲平に取り憑いている少女の正体は。ってな話。
ラストのクライマックスが、映画みてるみたい。
黒い鳥を、憲平自ら受け止める。音羽が後ろから支える。死んだ父から教わったように、
腕をかまえ、呼びかけ、しっかりと足を踏ん張り・・・鳥がくる、受け止める、そして
「お帰り。会いたかったよ」
ハッピーエンドなところが児童書のゆえんかな。
歴史にはハッピーエンドはなかろうから。