団地ともお１０

もう１０巻かー。
（いつもこの感想？）
人生いろいろあって、十人十色、
そんな人々のちょっとした日常をすくい取っていて、
うまいなあと思う。
そして、それでもともおが主人公なところに、
いつも感心している。

しゃべれどもしゃべれども

伊勢進富座でみてきた。
最後のハッピーエンドはおいておいて。
東京の、下町の風景が、いい。
落語家三つ葉（国分太一）の落語が、最初、ほんっとにへたくそで、
クライマックスの火焔太鼓が、かなりうまくなっていて、
そこまで演技できるたあ、やるじゃん、ジャニーズ。っていうかんじ。
話は、伸び悩んでる新米落語家の苦悩と、その周りに集まる、
口べたな人々との交流。
十河はじめ、口べたな人々には共感してしまう。
私も、たいがいしゃべるのがへたくそだから。
しかしこのお話、しゃべらなくても通じる、というはなしなのか、
しゃべってもぜんぜん通じないこともあるさ、というはなしなのか。
どちらにせよ、言葉は、意思疎通のためには欠かせないものだから、
一語一語、大切に発しなければいけないと思う。
たかが言葉で人は一喜一憂するものだから。
だけど、上っ面の言葉だけで生きていけるものでもない。