藤谷治、JIVE。
最終巻だ。
タイトルの「船に乗れ!」、よく意味はわからんかった。
強いて言うなら「悟浄嘆異」の「生の渦巻きにまかれよ」か?
仏教的な内容を、ドイツの哲学にしたらこんな感じ?
ともあれ、津島サトルの音楽生活の終焉と現在までが描かれ、幕。
わざわざ時代設定を1980年前後にしてるのは、作者の歳かもしれんが、
南枝里子の言動が、今ではあり得ないからなんだろうな。
お母さんは、お父さんのことだけ好きなんだ、そうでなきゃ
生まれてくる子どもが混乱する・・・。
特別赦しがあるわけでもなく、サトルは生き続ける。
それは皆、人生という航海に出ている者すべてに課せられた使命だ。
生きていくこと。
そしてそれは、特別なものでも何でもない。
人は皆自分の物語の主人公かも知れないけど、
他人から見たら脇役以外の何者でもないんだし。
・・・ってなことを読み終わって星空見ながら考えた。
最終巻だ。
タイトルの「船に乗れ!」、よく意味はわからんかった。
強いて言うなら「悟浄嘆異」の「生の渦巻きにまかれよ」か?
仏教的な内容を、ドイツの哲学にしたらこんな感じ?
ともあれ、津島サトルの音楽生活の終焉と現在までが描かれ、幕。
わざわざ時代設定を1980年前後にしてるのは、作者の歳かもしれんが、
南枝里子の言動が、今ではあり得ないからなんだろうな。
お母さんは、お父さんのことだけ好きなんだ、そうでなきゃ
生まれてくる子どもが混乱する・・・。
特別赦しがあるわけでもなく、サトルは生き続ける。
それは皆、人生という航海に出ている者すべてに課せられた使命だ。
生きていくこと。
そしてそれは、特別なものでも何でもない。
人は皆自分の物語の主人公かも知れないけど、
他人から見たら脇役以外の何者でもないんだし。
・・・ってなことを読み終わって星空見ながら考えた。