河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

霧の森となぞの声

2010-02-13 17:54:51 | 読書(小説)
岡田淳、理論社。
こそあどの森の物語10冊目。
スキッパー少年たちにすこしずつ成長が見られたので、
なにがしかの物語があって、
終わりがあるのかなと思っていたけれど、
何もないみたい。
次から次へとこそあどの森の秘密が・・・ってかんじ?
今回も、全く解明されない。謎は謎のまま。
なにか中途半端だ。
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星間商事株式会社社史編纂室

2010-02-13 14:54:29 | 読書(小説)
三浦しをん、筑摩書房。
読んで後悔。
これが婦女子か。
ふくやまけいこのひなぎくでなんとなく雰囲気は分かってたけど、
活字はちがうなあ。やだなあ。中年親父と青年って。
まあ、本題はそれじゃなくて、社史編纂室に飛ばされた幸代が、
妨害に遭いながらも社史を完成させ、ついでに裏社史を
同人誌で刊行するという仕事と友情と恋の物語。
英語のタイトルがひっそりついてて、
The Mystery of HOSHIMA Trading Co. って。
こっちの方が内容を正しく表しているような。
で。東南アジアの架空の国サリメニだとか、
60年代にありそうななさそうな星間商事の暗い過去?
って当たりは、同人誌制作の方に重きを置いてしまって
いまひとつ。
っていうかすべて、一昔前の少女マンガのノリだろう。
遠藤淑子のにあったマリモの命が惜しけりゃ・・・みたいな。
くうだらねーぞー。
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