アニカ・トール、新宿書房。
ステフィとネッリの物語4冊目、最終巻。
時が経って、ドイツが敗戦する日を迎えた。
ステフィは1年飛び級で高校卒業間近、
ネッリは島で小学校を卒業する歳になった。
ステフィの失敗しない秀才ぶりは健在で、
お話だなあと思うのは、児童文学ってことにしとくけど、
スヴェンとの関係は、あれでいいのかなあ。
面白いくらいにダメダメ青年だけど。
これまで、ステフィ目線で物語が進んでいたけど、
本作はネッリと半々で描かれ、「浅はかな妹」像が
ちょっぴり修正される。
ウィーンから来たステフィたちにとって、
スウェーデンは世界の果てだったけど、
海はまだまだ続いているのだと知った。
海の向こうに、希望はまだあるのだ、というラストを
象徴するようなタイトルだ。
ステフィとネッリの物語4冊目、最終巻。
時が経って、ドイツが敗戦する日を迎えた。
ステフィは1年飛び級で高校卒業間近、
ネッリは島で小学校を卒業する歳になった。
ステフィの失敗しない秀才ぶりは健在で、
お話だなあと思うのは、児童文学ってことにしとくけど、
スヴェンとの関係は、あれでいいのかなあ。
面白いくらいにダメダメ青年だけど。
これまで、ステフィ目線で物語が進んでいたけど、
本作はネッリと半々で描かれ、「浅はかな妹」像が
ちょっぴり修正される。
ウィーンから来たステフィたちにとって、
スウェーデンは世界の果てだったけど、
海はまだまだ続いているのだと知った。
海の向こうに、希望はまだあるのだ、というラストを
象徴するようなタイトルだ。