大西科学、ハヤカワ文庫JA。
滅多に小説は買わない主義なんだけど、
この間のオサキといい、文庫だけっぽいので、
図書館に入らなさそうなので買ってみた。
こちらは、まあまあ。
哀愁の量子ペンギンSFとあるとおり、
ちょっとさみしげな「観測者」と「延長体」の物語。
情景の思い浮かべやすい、読みやすい文章で、
難解な物理学のうんちくは、雰囲気で流せそうな。
テーマはありきたりなような気もするけど、
フンボルトペンギンと5歳の女の子の姿を行き来する
ペンダンってキャラクターがなかなかいい味出してる。
1500年生きる南部が、選ばれた人間だと思い上がらず、
たまたまこうなってしまっただけなんだと言い聞かせ、
謙虚に生きる様が好ましいなあと思う。
滅多に小説は買わない主義なんだけど、
この間のオサキといい、文庫だけっぽいので、
図書館に入らなさそうなので買ってみた。
こちらは、まあまあ。
哀愁の量子ペンギンSFとあるとおり、
ちょっとさみしげな「観測者」と「延長体」の物語。
情景の思い浮かべやすい、読みやすい文章で、
難解な物理学のうんちくは、雰囲気で流せそうな。
テーマはありきたりなような気もするけど、
フンボルトペンギンと5歳の女の子の姿を行き来する
ペンダンってキャラクターがなかなかいい味出してる。
1500年生きる南部が、選ばれた人間だと思い上がらず、
たまたまこうなってしまっただけなんだと言い聞かせ、
謙虚に生きる様が好ましいなあと思う。