宮部みゆき、中央公論新社。
前作「おそろし」には、たしかに「事始」ってついてたから、
続編はありだったんだなあと思いつつ、結構ちゃんと完結した
ような気がしていた。
ちょっとえらい目にあって(あんまり覚えてない・・・)、
心に変調を来した娘おちかは、叔父の三島屋の白黒の間で、
ちょっとした怪異話を聞く役目を仰せつかった。
この本には、4つの物語が収まっている。
田舎から旱(ひでり)の神様を連れてきた少年、
生き残った双子の片割れの嫁入り、
表題作、暗獣のくろすけ、
偽坊主の出会った滅びた村の話。
不思議は不思議のままに、人間の心の闇は闇のままに。
くろすけの話はかわいいけど切ない。
そして、南伸坊の描く新聞連載の挿絵がいっぱい載ってて楽しい。
おちかも、外に関心が向けられて、青野先生がいい感じ。
もひとつくらい続くのかね。
前作「おそろし」には、たしかに「事始」ってついてたから、
続編はありだったんだなあと思いつつ、結構ちゃんと完結した
ような気がしていた。
ちょっとえらい目にあって(あんまり覚えてない・・・)、
心に変調を来した娘おちかは、叔父の三島屋の白黒の間で、
ちょっとした怪異話を聞く役目を仰せつかった。
この本には、4つの物語が収まっている。
田舎から旱(ひでり)の神様を連れてきた少年、
生き残った双子の片割れの嫁入り、
表題作、暗獣のくろすけ、
偽坊主の出会った滅びた村の話。
不思議は不思議のままに、人間の心の闇は闇のままに。
くろすけの話はかわいいけど切ない。
そして、南伸坊の描く新聞連載の挿絵がいっぱい載ってて楽しい。
おちかも、外に関心が向けられて、青野先生がいい感じ。
もひとつくらい続くのかね。