純潔のマリア１

なんとなく敬遠してたんだけど。
意外に単純な話。
魔女が停戦を願い、天使はただ見守るだけ。
中世のヨーロッパの甲冑だの街だの諸々は、
よくまあここまで細かく調べて描いてるよなあと思う。
なのに、なぜふくろうとかはととかはあんなんなの？
もやしもんは大学生だけだったから目立たんかったが、
この人、美男美女子ども以外は、なんかいまいちやなあ。
美男美女じゃなくて脇役じゃない人描けないんかな。

鬼灯の冷徹１

読んでみた。
ダメだなあ。あんまり好きじゃない。
それほど面白くてたまらんってことはないし。
犬のシロはかわいいがな。

マハラジャのルビー

フィリップ・プルマン、東京創元社。
サリー・ロックハートの冒険シリーズ第１巻。
ちょっと田中芳樹のシリーズ思い出した。
なかなか複雑なお話だねえ。
ヴィクトリア朝のロンドン。
海運会社の経営者だった父親が、船の事故で死亡。
物心ついたときには母も亡く、
英国淑女らしからぬ経済だの銃の扱いだのを
父から学んで育った１６歳のサリー。
ある日、不思議な手紙が届き、その単語を調べていたところ、
父の会社の重役は、「７つの祝福」という言葉を聞いて、
驚愕のあまり死んでしまった。
アヘン、ルビーが絡む、父の死の謎を解く。
結構たくさんの人が死ぬお話。