田辺青蛙、角川ホラー文庫。
ぜんぜんホラーじゃないと思うけど。
マンガの「蟲師」をちょっと思い出すような。
ちょっと昔の日本で、県境を守っている鬼の皐月。
見かけは普通の少女だが、額に小さいツノがある。
そして、何十年もその姿のまま生きている。
寝床は、馬の首の中。
首を外して温かい血と肉の中で眠る。
不思議な感じの物語。
河童が出てくるんだが、このねねこ又はネネの口調が、
頭から離れません。「アラは嫌よし。」みたいな。
魂を追う少年縁(えにし)の物語がもの悲しい。
ぜんぜんホラーじゃないと思うけど。
マンガの「蟲師」をちょっと思い出すような。
ちょっと昔の日本で、県境を守っている鬼の皐月。
見かけは普通の少女だが、額に小さいツノがある。
そして、何十年もその姿のまま生きている。
寝床は、馬の首の中。
首を外して温かい血と肉の中で眠る。
不思議な感じの物語。
河童が出てくるんだが、このねねこ又はネネの口調が、
頭から離れません。「アラは嫌よし。」みたいな。
魂を追う少年縁(えにし)の物語がもの悲しい。