荻原規子、徳間文庫。
文庫になったやつで再読。
アイヌが出てくるからか、この作品が一番好きだ。
あと、強大な力を持って生まれ、
蝦夷と坂東の一族のどちらにも属せず、
望まれぬ男として生まれてきた阿高が、
二連と呼ばれる一心同体な叔父藤太を支えに
絶望の淵ぎりぎりのところを明るく生きてきて、
苑上と出会い、苑上たち皇の抱える闇と対峙して、
そこから先のハッピーエンドぶりがいい。
古事記っぽい、藤太の夢に出てくる千種の予言とか
こういう雰囲気がすきなんだなあ。
文庫になったやつで再読。
アイヌが出てくるからか、この作品が一番好きだ。
あと、強大な力を持って生まれ、
蝦夷と坂東の一族のどちらにも属せず、
望まれぬ男として生まれてきた阿高が、
二連と呼ばれる一心同体な叔父藤太を支えに
絶望の淵ぎりぎりのところを明るく生きてきて、
苑上と出会い、苑上たち皇の抱える闇と対峙して、
そこから先のハッピーエンドぶりがいい。
古事記っぽい、藤太の夢に出てくる千種の予言とか
こういう雰囲気がすきなんだなあ。