河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

アサギをよぶ声

2016-01-24 11:06:21 | 読書(小説)
森川成美、偕成社。
児童文学の書棚で、スカイエマの挿絵が目を引いた。
石器時代?
大人(12歳)になると、男は男屋で戦士になり、
女は女屋で嫁に行く準備をする。
そんな時代に、父を知らず、母と二人、村八分で暮らす少女アサギ。
男なら、割り当ても多くもらえるだろうと、
山で出会った戦士ハヤに、戦士になりたいと口走る。
本を開いたところにあるあらすじとちがうじゃん。
そんなに戦士になりたいわけじゃない。
しかし、彼女は才能を発揮し、祭りでの競い合いに勝つことを目指すが。

やー、これで終わるのかと思ったから、続編が出てるのだろうなあ。
サルとか声とか父とか、他の村との争いの火種とか、伏線はいろいろ。
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エチュード春一番1

2016-01-24 00:13:47 | 読書(小説)
第一曲仔犬のプレリュード、とあるから第1巻か。
荻原規子、講談社タイガ。
ちょっと気恥ずかしいタイトルと表紙画だが、
神様のしゃべりっぷりが気に入った。
父母弟はロンドンへ旅立ち、一軒家に一人暮らしとなった
美綾(みあや)が、大学に入る春に拾ったパピヨンは、
自分が「八百万の神」だと名乗る。
人間となるべく、人間の感覚を勉強するという。
そんななか、新しい生活が始まり、旧友との再会など、
美綾はおかしな事件に巻き込まれていく。

大学に入ったばかりならありがちな心の不安定さ。
ちょっとした自分では気づかないハイテンションとか。
神様の打つ人間論とかが面白い。烏系やな。
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ヨシツネ

2016-01-24 00:06:16 | 読書(マンガ)
ネットで見つけなきゃ、
その存在すら知らなかった遠藤淑子の最新刊。
短編集は久しぶりだねえ。
表題作は、男性誌に載ったせいか、ちょっと毛色が違う。
続かなかったのか、2話でおしまい。
その他はファンタジックな色とりどり。
「さがし人」は、大人っぽい話だねえ。
「犬の本屋さん」は、お兄さんの犬の手下ぶりがいい感じ。
「ちっちゃいお兄さん」「イカロスの墜落」
「手紙」は、なんだか連ドラ風。
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茶柱倶楽部8

2016-01-24 00:01:31 | 読書(マンガ)
店頭で見かけて、完結してたことを知った。
こんなマイナー本、もう取り寄せしかなかったかも。
日本茶の祭りをする!と意気込んでた鈴だが、
意外に祭りはあっさりだったな。
それよりも、生産者とか、前に出てきた人総集編的な。
ちゃんと淹れて飲んだら美味しいんだけどねえ。日本茶。
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