宮部みゆき、新潮社。
第二部決意、第三部法廷。
小説が面白くて、読み終わるのがつまらないなと
思うことが時々あるけど、
この本は、途中で放置するのが気になって仕方なくて、
早く読み終わってしまいたい、と思った。
不良少年の親玉、大出の無実を晴らそうと思い立ったはずの
藤野は、他校の少年神原を弁護人として、
検事として偽の告発状を信じる側に立つことになる。
神原少年が謎めいていて、第三部の帯がやたら煽るんだが、
結構私の予想は当たっていたので、ちょっと煽りすぎでないかと。
でも、とても希望の持てるラストで、
特に彼が、どんな生い立ちであろうと生きていく明るさを持ってること、
立ち直る強さを持っていることが、なんか嬉しかった。
ひどい生い立ちだからって、絶望しなきゃならんことはない。
ちゃんとまっすぐ育つもんだよ、と自分を省みてもそう思うから。
そういや映画になってたけど、評価は知らんな。どうだったんだろ。
一挙に分厚い2冊を読み終えて疲れた。眠い。
第二部決意、第三部法廷。
小説が面白くて、読み終わるのがつまらないなと
思うことが時々あるけど、
この本は、途中で放置するのが気になって仕方なくて、
早く読み終わってしまいたい、と思った。
不良少年の親玉、大出の無実を晴らそうと思い立ったはずの
藤野は、他校の少年神原を弁護人として、
検事として偽の告発状を信じる側に立つことになる。
神原少年が謎めいていて、第三部の帯がやたら煽るんだが、
結構私の予想は当たっていたので、ちょっと煽りすぎでないかと。
でも、とても希望の持てるラストで、
特に彼が、どんな生い立ちであろうと生きていく明るさを持ってること、
立ち直る強さを持っていることが、なんか嬉しかった。
ひどい生い立ちだからって、絶望しなきゃならんことはない。
ちゃんとまっすぐ育つもんだよ、と自分を省みてもそう思うから。
そういや映画になってたけど、評価は知らんな。どうだったんだろ。
一挙に分厚い2冊を読み終えて疲れた。眠い。