本好きの下克上第４部１

香月美夜、TOブックス。
やっと追いついた、最新刊。
２年間の眠りからめざめたけど
１ミリも身体は成長していないローゼマイン。
１０歳なのに、７歳児。
この中世っぽい世界では子どもは１０歳で一人前。
貴族院といういわば魔術学校での勉強が始まる。
異世界で、そっちの常識を習う姿を描くのは、
ハリー・ポッターのようです。
これが元祖ってわけでもなかろうに。
まあいろいろ授業が始まるわけだが、
ローゼマインは図書館行きたさに暴走。
ちょっと聖女ビューでも補正が効かないくらい、
突っ走って、かなり嫌なやつになっておる。
今んとこ図書室の魔道具ウサギでプラマイゼロだが。
次巻は３月。

本好きの下克上第３部２〜５巻

香月美夜、TOブックス。
第三部、領主の養女になってからの１冊目で、
あまりの少女漫画臭にちょっとうんざりして放置してたが、
えいやっと４冊続けて読んだ。
ローゼマインが健康になるための薬作り。
どんどん世界が広がって、ホンマに下克上してくわけだが、
相変わらずの細かな設定づくしで飽きないわ。
人が増えすぎて多少混乱してきたけど。
名称がドイツ語でほぼ統一されているのは安心できる。
護衛騎士アンジェリカの喋る魔剣がステキだ。

どこまでも自己中（本最優先）のローゼマインだが、
番外編は周りの人から見た彼女が、なんとも聖女に誤解？されていて、
この下克上がまかり通ってしまう理由付けにもなっている。

どこまでやるんだろう。最後でいきなり２年経過したけど、まだ１０歳。
この、本最優先で、恋愛感情的なものが全く排除されてるあたりが、
私が面白く読んでる理由なんだが、成長したらどうなるんやろ。。。？