河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ペテロの葬列

2018-05-14 20:27:19 | 読書(小説)
宮部みゆき、集英社。
杉村三郎シリーズ3冊目。
婿様ではあるが、地味なはずの杉村さん。
また事件に巻き込まれた。
今度はバスジャック。
数時間で解決したに見えたが、
色々疑問が残り、真実を追求し始める。
おじいさんの正体は複雑だったけど、
杉村奥様の秘密は途中でわかったよ。
この人の現代モノはありそうで怖い。

そして続きが出ている模様。
当然、次は探偵モノだよね。
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宇喜多の捨て嫁

2018-05-14 20:15:30 | 読書(小説)
木下昌輝、文春文庫。
衝撃のデビュー作!とか帯が煽ってるのを
なんとなく読んでみた。
結構面白かった。
戦国の梟雄、宇喜多直家。
なかなかの悪者ぶりの表題作があり、
短編集かと思ったら連作で、
直家の過去や別の側面が、次々に明らかに。
裏切りに裏切りを重ねるし、
娘を嫁にやっておいて滅ぼすし。
直家の行いの裏の裏の裏の・・・って
結局それ表かい!?って、もっかい読み返したくなる。
高校生直木賞って、高校生が面白がるくらいだから、
筋はわかりやすいけど、人の心はわからないよなあ。
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