櫻井とりお、河出書房新社。
シリーズ4冊目は、過去に遡る。
へびおとこ、こと、犬上健介。
図書館に入りたての高卒18歳。若いねえ。
図書館の本を読み尽くした設定が、
新卒だけど児童書コーナーで輝く。
巻末にあるリスト、読んだことないのもいっぱいあるな。
表紙で犬上さんを囲む霜月先輩と青柳先輩はさておき、
1個上の内海さん、若かりし日はずいぶん飛ばしてたんだなあ。
図書館は、どこまで個人の事情に配慮できるか?
双子のおふちゃんとごまちゃん、勤労少年つめえり君にやんちゃ娘ちー。
おせっかいした人もいた、でも、おせっかいできる範囲は限られる。
図書館にいる間だけでも、ということかなあ。
最後のカラーは、ネタが尽きたのか、普通の挿絵に近くなってきた。
表紙のタイトル、ちょっと読みづらいね。デザインになってしまってる。
最終巻。終わっちゃった〜。
色々さらっと流れていくのが惜しいけど、
でもまあ綺麗にまとまってるかと。
この二人の描き分けが見事で、
髪型でもわかるんだけど、顔でもわかる。
顔の違いは微妙すぎるけど、でも違う。
だから、最後の即位の時はあれ?っと思った。
宵が最後までワタワタしてるのが好きだな。