河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

パディントンのクリスマス

2010-07-11 20:36:29 | 読書(小説)
マイケル・ボンド、福音館。
パディントンが、ママレードジャムやインクで汚す、
シーツや壁紙や床など、読んでてなんだか慣れてきた・・・
そもそもクマが服きて買い物するんだからマンガなんだけど。
深く考えたらダメだ。子ども向けなんだから。
私も大人になったもんだ。
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駅神ふたたび

2010-07-11 20:32:58 | 読書(小説)
図子慧、早川書房。
ミステリでは絶対ないと思うけど、
たぶんミステリの棚に置かれる1冊。
この場合、謎とは、雨の日に四番線ホームに現れる老人
「ヨンバンセン」が出した卦のこと。
そして、彼のメッセージと、現実とを合わせ、
当たっていることを確認する。
それだけの話だ。
さえない大学生章平が巻き込まれる、
占いが求められる日常のちょっとした一コマ。
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海の深み

2010-07-10 23:59:25 | 読書(小説)
アニカ・トール、新宿書房。
ステフィとネッリの物語3作目。
ステフィも16歳になり、中学校の次、
高校をめざそうとするが、
ウィーンから避難してきている身で、また
女であるという理由で、進学を一度は阻まれる。
島に残っている妹ネッリは、
自分の父母を忘れようとしたりして、
ステフィには悩みの種。
親友マイの大家族や、ヴェーラの妊娠など、
周囲もいろいろ忙しい。
そんな中、父からの葉書が届く・・・

1冊目、2冊目はけっこうそれだけで読めたけど、
これは続きというか、つなぎっぽい。
次で最後。さて。
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白鳥異伝

2010-07-10 22:53:52 | 読書(小説)
荻原規子、徳間文庫、上下巻。
勾玉三部作の2作目。
時代が下って、ヤマトタケル伝説をベースにしたお話。
身も蓋もないくらいのハッピーエンド・・・
日本人の悲劇好きといえば、ヤマトタケル。あと義経。
がんばっても父王に認めてもらえない、悲劇の王子。
こうして再読してみると、各地に散らばった勾玉を集めるって、
けっこうベタな展開だなー。
4つの玉の御統(みすまる)は死を、5つなら生をもたらす。
結局1つの玉は見つからないまま。
それが3作目につながるわけだが。

遠子より、小具那より、だれより菅流(すがる)が活躍している。
岩姫との対話とか、ヘビ神とか、日本らしさ全開。

遠子は誓いを立てて「女」にならず、小具那を追うわけだが、
結局女になっちゃってなんもできないってあたりがとてもイヤだった。
それは今も変わらないな。
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もやしもん9

2010-07-06 20:30:19 | 読書(マンガ)
発売日にマンガ買ってる自分が
ちょっと恥ずかしくなってきた・・・
うんちくマンガ9巻は、「農」に関する話題。
ストーリーはあるようなないような。
ってほとんど進んでいない。
そして、うんちくが語られるだけ。
けっこう、爆弾を投げたところはあるけど、
それなりに有名になったマンガのわりには、
保守的でもないのが小気味いいところ。
うんちくの内容は、特別すごいこと言ってる
わけでもなく、誰かから聞いた話を、
右から左、左から右へ流してるだけのようだが。
まあ、どっちかに偏ってても困るけどね。
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