河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

茶柱倶楽部3

2012-08-26 20:25:45 | 読書(マンガ)
3巻だ。台湾編。
女の子以外は、地味だ。
特に、年寄りばっかり出てくるから。
ちょっと絵が雑になってきて残念。
デッサンが狂わなければ、さらさらっと描いていても
安心して見ていられるけど、雑さが目立つ上に、
ときどきなんかちょっとおかしい時がある。
リアル系の絵だから、余計目立つのだな。
お話の方は、茶の超人すずの能力が遺憾なく発揮され、
でも戦時中にわざわざ妊婦の写真は撮らないと思うなあとか
突っ込みどころもありつつ、
茶のうんちくマンガだからいっかぁというところ。
載ってるお茶飲んでみたいけど、描いてあるような感覚、
自分には分かんないような気がする…
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偉大なる、しゅららぼん

2012-08-24 23:50:25 | 読書(小説)
万城目学、集英社。
この人、1作目からヒットしたせいか、
まだまだな気もするのに大物扱いなところが
あんまり好きではないが、
作品自体は面白い。
でも、もうちょっと面白くできるんじゃないかと思う。
なにがっつーとよくわからんけど、ちょっとマイナー感漂う。
京都が舞台のホルモー、奈良が舞台のあおによし、
大阪が舞台のトヨトミときて、今度は滋賀県。
琵琶湖が主人公と言っても過言ではない。
ああそうか、主人公の影が薄いからか。
結局主人公の超能力が弱いぶりがあんまりよく分からなかった。
清子や淡十郎、棗広海のキャラにふっとばされてたし。
琵琶湖のほとりの日出一族と棗一族の確執。
突如現れた両方の力を持つ、校長。
しゅららぼん、と聞こえる異音の正体は。
奇想天外なストーリーで先が読めない。
なんとなく大団円。
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魔使いの悪夢

2012-08-20 23:05:16 | 読書(小説)
ディレイニー、東京創元社。
シリーズ7冊目。10巻で完結らしい。
7番目の息子の7番目の息子、トム・ウォード。
ギリシアでの戦いが終わって家に帰ろうとしたら、
家が全部焼かれてしまって、敵に追われることに。
しかも封じてあったアリスの母親の魔女リジーが逃げた。
モナ島に渡った、トムとアリス、師匠は、
再びリジーを封じることができるか。

トムが闇の力を使ったことが師匠にバレて、
そのあたりが、悪夢、なのかな。
魔女と人間の間をさまようアリスは、
ちゃんとトムとこちら側に落ち着けるのかなー。
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月の影 影の海

2012-08-19 21:03:34 | 読書(小説)
新潮文庫の再版シリーズ。
大学生の頃読んだ。
再読って結構面白い。
あの時とは違う部分を面白がっていたり。
こんな痛々しい物語だったっけ。
あの頃は、こういう冒険がしたい、
ここではない、どこかへ行きたいと思っていたんだろう。

異世界へ突然飛ばされた少女が、
あちらでの状況を受け入れ、
王として生きることを決意するまでの物語。
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ゴーストハント7扉を開けて

2012-08-18 14:25:16 | 読書(小説)
小野不由美、メディアファクトリー。
シリーズ最終巻。
ナルの正体が明らかに。
少女小説らしい矛盾点を上手にまとめあげて、
終わりよければ全てよしというかまあ、満足した。
面白かったよ。
そして、麻衣と同様、
その人物がもういないことがちょっとさみしい。
帯の驚愕の真実ってのは間違いでないな。

この巻のカバーだけ、人物が主体。
んでカバーを外すと。なかなか憎い演出。
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