河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

卒業したら教室で

2021-03-16 22:49:19 | 読書(小説)
似鳥鶏、創元推理文庫。
市立高校シリーズ8冊目。
次は、柳瀬さんが卒業だ。
3日後に卒業式という日に、
8番目の七不思議「兼坂(んねさか)さん」の謎を聞く。
葉山くんは、伊神さんを呼び出して解決を図るが。
それと同時並行で、12年後の葉山くんがミノと一緒に、
この事件をモデルにした小説を読み始める。
前作の「家庭用事件」も、今までの話を覆す仕掛けがあったが、
今回もまた一回り外側に仕掛けが。
そして、葉山くんの恋も描かれる。
なんか今までそっちに話はいかなかったのに珍しい。
まだこのシリーズは終わらないらしい。

表紙の絵、柳瀬さんと誰だろうと思ったけど、読み終わったら分かったわ。
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ブラックジャックによろしく

2021-03-16 22:43:46 | 読書(マンガ)
Amazon Unlimitedで全13巻。
なんだろう、主人公はカッコよくはない。
自分では何もできないのに、駄々をこねて、
このままじゃ嫌だ、と現場をかき回す。
ほんとにいたら、多分すげーうざい。
読んでても、うざいと思う。
不快感すら感じる。
だけど、指摘は間違ってはいない。
ただ、その間違いを直すには、複雑にこんがらがりすぎている。
そして絵も上手いんだかよくわからん。。。
まだ続きがあるようなので読んでみる。
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流人道中記

2021-03-09 21:40:50 | 読書(小説)
浅田次郎、中央公論新社。
この人の本は、初めて読んだかな。
昔、新聞連載で椿山課長を読んだけど。
姦通罪で蝦夷松前藩への流罪となった旗本、青山玄蕃。
その青山を押送することになった見習与力石川乙次郎。
青森の三厩までの道のりを二人歩く。
玄蕃は道々に出会う人々の事件に首を突っ込み、
殿様と知り合いだったかと思えば
伝法になったり、町民に優しく接したり。
果たして玄蕃の正体は。彼は何をしでかしたのか。
そして、語られる真実。

最も優れた点は、剣の腕前でも学識でもなく、
一助と捨松をともに忘れずおのが根としたことだ、
というところが好きだな。
なかなかに深い話だった。
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ゆるキャン1-5

2021-03-02 20:23:14 | 読書(マンガ)
例によって、Amazon Unlimited。
読み放題分だけですいません。
5冊読んで、なんとなく、主人公たちの区別がついたかも。
舞台は、富士山が見える、山梨県のどこか。
一人でキャンプでのんびり週末を過ごすのが趣味の女子高生りんと、
静岡は浜松の方から転校してきた、なでしこ。
なでしこは、早々にりんと出会い、キャンプ楽しそうと思って、
高校でキャンプをするゆるいサークルに入る。
一人でいい、りんと、賑やかななでしこ。
対照的な二人だが、じわじわと仲良くなってく。
場所が実在で、ちょっと行ってみたくなるな。
画面は、縦のトーンを多用するせいか、見にくいし、
結構荒い絵なので、雰囲気で読み取るとこもある。
書き分けもふわっとしてよくわからん時もあるけど、
キャンプ、楽しそう、と思わせる何かはあるんだろうなあ。
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