河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

かまくらBAKE猫俱楽部2

2024-10-13 20:40:36 | 読書(マンガ)

前巻からの続きはあっさり終了。
はなしっぱなし猫版みたいな小話が続く。
やっぱこういうのうまいよねえ。
と思ったら、急に有紗の秘密みたいな方向へ。
エピソード0は、連載前のプロトタイプなのか?
ガクトのキャラが違う。ちょっと大人っぽい。
マヤのキャラが掴めないのは、XXYのミケだからかな。

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鳥類学者だからって、鳥が好きと思うなよ。

2024-10-10 22:37:06 | 読書(その他)

川上和人、新潮文庫。
読んだっけ?と思ってたら、やっぱり積読だった。
主に小笠原諸島の鳥調査話を中心にしたエッセイ。
このお調子者な語り口調、滑りすぎるので、
「鳥肉以上、鳥学未満。」では危うさを感じたが、
これはまだ2冊目で油が乗り切っていなかったのか、いい具合に読めた。
むしろ、そのスピード感、講習とかに見習いたい。
しかし、それは、鶏肉が私のフィールドすぎて、
ツッコミどころ満載に感じたせいなのかも知れぬ。
専門って怖い。
意外にも夢のない専門選択とか、後回しで新種登録逃すとか、
公務員研究者のリアルが垣間見える。
見えない人には見えないレベルかも知れないが。

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カミサマはそういない

2024-10-06 22:24:34 | 読書(小説)

深緑野分、集英社文庫。
「戦場のコックたち」「ベルリンは晴れているか」が
気に入って、色々読むけど、この2つを超えるものはないなあ。
これは、ちょっとダークな短編集。

伊藤が消えた
潮風吹いて、ゴンドラ揺れる
朔日晦日(ついたちつごもり)
見張り塔
ストーカーVS盗撮魔
饑奇譚(ききたん)
新しい音楽、海賊ラジオ

最後の1つのタイトルは白地に黒文字だけど、
残りの6つは黒地に白文字。
最後だけちょっと希望のあるような話だったけど、
どういう意図なのかな。
解説にあるように、「オーブランの少女」の逆を行く、
「男のイヤミス」という制作コンセプトがあるらしいが。
どうにもならない閉塞感漂う殺伐とした話ばかりだ。
特に「饑奇譚」が、正義感起こして過去を変えたつもりが
どっちにしろ最悪になるのが胸糞悪い。

まあ、カミサマはそういないのであって、
いないわけじゃないけど、いつもいるわけでもないと。

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たゆたいエマノン

2024-10-02 22:45:55 | 読書(小説)

梶尾真治、徳間文庫。
ヒカリがいっぱい出てくる。
鶴田謙二の漫画の方のせいで、
ヒカリって1冊目にしか出てきてなかったんだっけ?
ってくらいに結構主要な気がしてた。
まあ、文庫全部揃えておいて、積読してたんで、
真面目な読者ではないんだな。。。
原作全部読み終わったから、漫画もっかい読んで
読み比べてみるかなー。

エマノンって設定もぶっ飛んでるけど、
ヒカリもなかなかすごい。
しかし、二十歳そこそこで結婚して子供作ってたら、
実際に旅ができるようになるまで10年以上かかるから
結構ロスなんじゃ?とかは思うけど、フィクションですし。

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