遊びをせんとや

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七月大歌舞伎 昼の部 ~関西最後の仁左衛門渡海屋~

2019-07-22 07:09:02 | 歌舞伎
さて、連休最終日、昼の部

ここは、仁左衛門の「渡海屋」の知盛が関西で最後の上演だと思う。
典侍の局の孝太郎も好演だった。
菊之助の義経もしっとりしててよかったし。


予想通りの仁左衛門の力演。

序幕の「色気噺お伊勢帰り」は松竹新喜劇の焼き直しだそうで、初演だそうです。

解りやすい話でいいんだけど、人の美醜を笑いものにするという、テーマになんだかと私は思った。
でも、こう言ったわかりやすい芝居を取り入れていくという姿勢はいいと思う。

次の「厳島招檜扇」これはもう、口上の代わりの一幕。


片岡我當さんが舞台に立ててよかった。


総じて、私は夜の部の方が見ごたえがあったと思う。
芝居としてがっつり感があった。

連日の観劇で、少し疲れていた。
やっぱり、連日にすべきではなかった。
連日は疲れるので次からは違う日にしようと思った。年齢だね。