遊びをせんとや

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親との付き合い方 ~油断大敵~

2023-11-17 07:19:14 | 介護
一旦ましになったと思っていた母の生活。
父の鉄道模型がまだベランダの物入れに残っていたのでそれを取りに母がデイサービスに行っている時にいって冷蔵庫を覗いたら、10日くらい前に買ったカボチャにカビが生えかかっている。慌てて、切って顆粒出汁とそばつゆを入れて煮る。
持っていった蓮根、ゴボウのきんぴらを冷蔵庫へ。
林檎、玉ねぎ、人参、ほうれん草、きゅうりを一つずつ野菜室へ。
ハマチ、キハダマグロ、塩サバ、塩鮭をパーシャル室へ。

「今晩の晩御飯は必ずハマチとキハダまぐろのお刺身を食べること。」と紙に書いて冷蔵庫の扉に貼る。
出汁もとって冷蔵庫に入れておく。

母の顏を十日余り見てないし、一度デイサービスの様子も日誌で知りたいので次の日に弟が遅くなると言うので家の晩御飯を作って5時前に訪れる。
顔色は元気そう。
でも、話しているとなんだか耳がまた遠くなったような気がする。
日誌を見ると急激に寒くなった日に血圧が上がっている。私と一緒。
近くのスーパーで日本各地の珍しい日本酒をワンカップで4つ買っていく。寒くなると日本酒が飲みたくなるだろう。
冷蔵庫内に案の定、開いてラップをかけたビール缶が一つ。
「昼間も飲んでるやろ?!」と聞くと「ふふっ」と笑う。
「顔色いいね。」と言うと「毎日お酒を飲んでるからや。」
「昼間はやめときな。」
入院前の母ならこれが焼酎だったり、量がすごく多かったりするけれど、限度を守れるのは「すごいな。」と思う。
何度も同じ話はするが、「これはこうやからこうして欲しい。こうした方がおばあちゃんの為や。」と理由をしっかり何度も言い聞かすとだんだん状況はましになる。これはありがたい。

冷蔵庫にある野菜を使って豚汁を作り、塩鮭を焼く。ほうれん草の胡麻和え、ブロッコリー、カボチャの煮物。
夕食を2人で食べる。

帰り際に今まで少し問題になっていた話題に自分から降れ、「これはこうやからこうなんやねんね。」とやっと納得してくれたようだ。
腰がやはり痛くてだんだん寒くなるので「しんどい。」と言うので「おばあちゃんは料理できるけれど、だんだんしんどくなるから一週間に一度くらいは夕飯を作りに来るわ。」と伝えて帰った。



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