遊びをせんとや

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親との付き合い方 ~食事バトル~

2023-11-22 07:16:29 | 介護
一週間に一度くらいは一緒にご飯を食べようと実家に夕方出かけて行く。
旦那も作業部屋を片付けてくれるということで一緒に行く。
寒くなったのでお鍋にしようと、駅前のスーパーで色々と仕入れて行く。
食材が重なったら自宅ように持ち帰ろうと思う。

実家に着くとすでに夕飯の準備に取り掛かろうとしていたようだが、白米だけ炊いてもらう。
白菜、白ネギ、しらたき、しいたけ、旬菊、焼き豆腐、鱈、牡蠣、豚などで鍋にする。
以前来た時に昆布を漬けた水を冷凍しておいたのでそれを活用して出汁を取る。
薄口醤油がない。ついでに濃い口醤油がほぼ無くなっていたので近くのスーパーまで買い物に行く。

実家では1Lのめんつゆを買ってそれを多用しているようだ。
私にはそれは甘いのである。
スーパーで見ていると同じめんつゆを次々と買って行く人がいる。
そうなんだ。みんなめんつゆで全てを味付けしているんだ。と腑に落ちる。
でも薄口醤油を手にいれて、かつお節を加えたお出汁に料理酒と薄口醤油、塩で味付ける。

母が切ろうとしていた人参を薄く切って、炊き、戻したワカメも最後に加える。

鍋ごと、テーブルへ。
土鍋はついぞ見かけない。鍋敷も一つしかない。

母にはついでに各地の銘酒を1合カップで4つ買っていき、「今日はどれ飲む?」と聞くと和歌山の黒牛という日本酒を選んでいた。
「ビールでいいのに。ビールしか飲んでない。」と言うから「ほな持って帰ろうか?」と言うと「いや、おいといて。」

弟が後から帰ってくるので鍋を炊き始めるとバトルが始まった。
お酒を飲んで気も大きくなっているので「あの子も分は私がするから。」と言って譲らない。
そこまでの下ごしらえも自分がした気になっているのである。
「まーいいかー。」と思って引き上げる。
「明日の晩はお刺身、次に晩はおばあちゃんが買った鮭、その次の日は塩サバ」と書いて冷蔵庫の扉に貼ってくる。
冷蔵庫の中には野菜や果物も数種類少量あるようにする。
重なった物は持ち帰る。というやり方が一番無駄がない。

「おばあちゃんも年齢の割にはすごく頑張ってるね。」と言って帰ってきた。
母はそれなりに頑張っているのでそれを尊重しながら色々な食品を品数多く美味しく食べてほしい。
「一週間に一度くらいは私に作らせて。」と言っても旦那の手前、なんだかすごく体裁を考えているんだろうなとは思うが。
やれやれである。

行きは雲一つない晴天。

帰りはそんなに寒くもなかった。

本当に久しぶりに駅前のコンビニで「白くまくん」練乳味を買って食べた。
美味しかった。






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